最悪の状態にはならないように・・・と散々願って迎えたクリスマス。
毎年何かが起こっているから、ビクビクしていた。
彼が車で迎えに来た時、なんか不機嫌?と思った。
後で思えば、疲れていたんだな。
仕事帰りに迎えに来てくれたんだもん。
とりあえず、家の近くのケンタッキーに入ろうと、エグザエルの話をしていたら、ゴン!!という鈍い音がした。
彼は「あぁ!!やっちゃったよ・・・」と車を降りた。
事態が掴めない。
なに?なに?
何が起こったの?
何かまずいことがあったの?
でも彼は車を降りて、誰かと話している。
私も乗っている場合ではないと思い、大事に抱えていたケーキを置いて、車を飛び出した。
彼は「怪我はないですか?」と聞いている。
ぶつけたんだ!!と思った。
駐車場に停めようとした時、暗闇の中、真っ黒い車に気付かなかったらしく、ぶつけた。
それで「ごん!!」って言ったんだ。
相手の人は、ただただ驚きを表現していた。
私はどうすればいいんだろう?
「警察を呼んで」と相手は言っている。
警察?????????
私たちはこれから、クリスマスで、ケンタッキーで夕食のはずで・・・
頭がグルグルする。
でもパニクってる場合ではない。
彼は携帯で電話している。
どこに電話しているのかも分からない。
相手の人は「早く警察を呼んで」と私に言ってくる。
警察を呼んではいるはず。
でも来ないから、呼んでいるのかも分からなくなってきた。
でも彼は電話中だし、確認が取れない。
とりあえず、相手のご機嫌を取ってみる。
「大丈夫ですか?申し訳ないです」とひたすら謝る。
どうやら停車していた車に気付かずに衝突したらしい。
向こうにしてみれば、車が迫ってくる恐怖は想像してみれば分かる。
しかも赤ちゃんを抱いていたし。
赤ちゃんを守るのに必死で、無防備だった。
どうしたらいいんだろう???
こういう時は、どう処理するのか、全然分からない。
とにかく相手は「警察」「警察」とうるさいから、警察が来るまでなだめていた。
彼も寒い、と言っていたので、車からコートを取り出して、かけてあげた。
私に今、出来ることって何?
これからどうなるの?
お互いの車に傷がついていた。
こんな傷ぐらいで・・・って思うほど、大騒ぎになり、警備員もいるのになんで事故が起きるのか?
なんでこんなに大騒ぎになるのか?
こういう時、自分は何をしたらいいのか?
分からない、わからなすぎる。
彼は警察や、保険会社に電話していたらしい。
しばらくすると、まんがに出てくるおまわりさんみたいな人が、自転車に乗って現れた。
あれほど「警察、警察」と騒いでいた相手が静まった。
その代わりに、いかにこちらの不注意かを指摘された。
住所や電話番号、会社の名前、色々聞かれている。
逮捕されるの?
警察に捕まってるの?
こんな傷だけで?
人身事故ではないから、大したことはない、と警察は言っている。
その場は、警察や保険会社に任せることになり、相手は立ち去ったけど、とてもフライドチキンを食べる気になれず、私たちも場所を替えた。
でも彼は終始、車のことで頭がいっぱいだった。
無理矢理クリスマスの日程を組んだから?
帽子が編めなかったから?
私が悪い?
彼が疲れているのに、会ったから?
やっぱり私が悪い?
泣きたくても、泣いてしまったら、彼は更に困ってしまうから、気丈に振舞った。
でもずっと携帯から離れられない彼、修理代や代車のこと、これから待ち受ける困難に、クリスマスどころではなくなってしまった。
ケーキ作ったのに、おいしく食べられなかった?
苦しくて、切なくて、でも感情に出せなくて、帰る時には心労で不整脈が発生し、呼吸が苦しくて、気持ち悪くて吐きそうになった。
でも親に話せば、もっと大事になる。
話せない、親にも。
親には明るく振舞って、自分の部屋に入って、声を殺して思い切り泣いた。
涙が止まらなくて、止まらなくて。
怖かったよ、警察沙汰は。
もっと彼といちゃいちゃしたかったよ、クリスマス。
私がちゃんと計画立ててれば違ってた?
ねぇ、苦しいよ。
最後に食べたディナーでも、携帯を片時も離さずにいる彼と、苦渋している顔を見て、泣いてはいけないんだけど、こらえきれそうにない時があった。
人身事故じゃないだけいい。
そう考えれば、軽くはなる。
でも・・・。
事故総額は私にしてみれば、とんでもない額で、手助けするつもりだけど、ちっぽけなものにしかならない。
これから待ち受ける彼の誕生日、私の誕生日、余り祝えないな、の言葉が一番苦しかった。
彼は試験もあるのに、どうして今なの?
彼の名誉のため、このことは書かないつもりだったけど、私自身が持たなかった。
ここに吐き出して、でも、現実問題、そこで終わりになるわけではなく、辛い・・・です・・・。
毎年何かが起こっているから、ビクビクしていた。
彼が車で迎えに来た時、なんか不機嫌?と思った。
後で思えば、疲れていたんだな。
仕事帰りに迎えに来てくれたんだもん。
とりあえず、家の近くのケンタッキーに入ろうと、エグザエルの話をしていたら、ゴン!!という鈍い音がした。
彼は「あぁ!!やっちゃったよ・・・」と車を降りた。
事態が掴めない。
なに?なに?
何が起こったの?
何かまずいことがあったの?
でも彼は車を降りて、誰かと話している。
私も乗っている場合ではないと思い、大事に抱えていたケーキを置いて、車を飛び出した。
彼は「怪我はないですか?」と聞いている。
ぶつけたんだ!!と思った。
駐車場に停めようとした時、暗闇の中、真っ黒い車に気付かなかったらしく、ぶつけた。
それで「ごん!!」って言ったんだ。
相手の人は、ただただ驚きを表現していた。
私はどうすればいいんだろう?
「警察を呼んで」と相手は言っている。
警察?????????
私たちはこれから、クリスマスで、ケンタッキーで夕食のはずで・・・
頭がグルグルする。
でもパニクってる場合ではない。
彼は携帯で電話している。
どこに電話しているのかも分からない。
相手の人は「早く警察を呼んで」と私に言ってくる。
警察を呼んではいるはず。
でも来ないから、呼んでいるのかも分からなくなってきた。
でも彼は電話中だし、確認が取れない。
とりあえず、相手のご機嫌を取ってみる。
「大丈夫ですか?申し訳ないです」とひたすら謝る。
どうやら停車していた車に気付かずに衝突したらしい。
向こうにしてみれば、車が迫ってくる恐怖は想像してみれば分かる。
しかも赤ちゃんを抱いていたし。
赤ちゃんを守るのに必死で、無防備だった。
どうしたらいいんだろう???
こういう時は、どう処理するのか、全然分からない。
とにかく相手は「警察」「警察」とうるさいから、警察が来るまでなだめていた。
彼も寒い、と言っていたので、車からコートを取り出して、かけてあげた。
私に今、出来ることって何?
これからどうなるの?
お互いの車に傷がついていた。
こんな傷ぐらいで・・・って思うほど、大騒ぎになり、警備員もいるのになんで事故が起きるのか?
なんでこんなに大騒ぎになるのか?
こういう時、自分は何をしたらいいのか?
分からない、わからなすぎる。
彼は警察や、保険会社に電話していたらしい。
しばらくすると、まんがに出てくるおまわりさんみたいな人が、自転車に乗って現れた。
あれほど「警察、警察」と騒いでいた相手が静まった。
その代わりに、いかにこちらの不注意かを指摘された。
住所や電話番号、会社の名前、色々聞かれている。
逮捕されるの?
警察に捕まってるの?
こんな傷だけで?
人身事故ではないから、大したことはない、と警察は言っている。
その場は、警察や保険会社に任せることになり、相手は立ち去ったけど、とてもフライドチキンを食べる気になれず、私たちも場所を替えた。
でも彼は終始、車のことで頭がいっぱいだった。
無理矢理クリスマスの日程を組んだから?
帽子が編めなかったから?
私が悪い?
彼が疲れているのに、会ったから?
やっぱり私が悪い?
泣きたくても、泣いてしまったら、彼は更に困ってしまうから、気丈に振舞った。
でもずっと携帯から離れられない彼、修理代や代車のこと、これから待ち受ける困難に、クリスマスどころではなくなってしまった。
ケーキ作ったのに、おいしく食べられなかった?
苦しくて、切なくて、でも感情に出せなくて、帰る時には心労で不整脈が発生し、呼吸が苦しくて、気持ち悪くて吐きそうになった。
でも親に話せば、もっと大事になる。
話せない、親にも。
親には明るく振舞って、自分の部屋に入って、声を殺して思い切り泣いた。
涙が止まらなくて、止まらなくて。
怖かったよ、警察沙汰は。
もっと彼といちゃいちゃしたかったよ、クリスマス。
私がちゃんと計画立ててれば違ってた?
ねぇ、苦しいよ。
最後に食べたディナーでも、携帯を片時も離さずにいる彼と、苦渋している顔を見て、泣いてはいけないんだけど、こらえきれそうにない時があった。
人身事故じゃないだけいい。
そう考えれば、軽くはなる。
でも・・・。
事故総額は私にしてみれば、とんでもない額で、手助けするつもりだけど、ちっぽけなものにしかならない。
これから待ち受ける彼の誕生日、私の誕生日、余り祝えないな、の言葉が一番苦しかった。
彼は試験もあるのに、どうして今なの?
彼の名誉のため、このことは書かないつもりだったけど、私自身が持たなかった。
ここに吐き出して、でも、現実問題、そこで終わりになるわけではなく、辛い・・・です・・・。
相手の女性(だよね)が警察、警察と騒いだ理由も分かります。それはね、彼を逮捕してほしいということではなくて、事故現場を一応形式的に警察に検証してもらい、レポートを書いてもらわないと、保険の手続きのときに困るから。私は以前、自分が運転しているとき、交差点で信号待ちしてたら、後ろから来たおばちゃんドライバー(たばこなんか吸いながら運転してた!)にぶつけられました。車についた傷は大したことなかったし、相手が保険会社を通して弁償するって言ったから、警察を呼ばなかったのね。そしたら、そのおばちゃんが言ってた「保険」ていうのが、料金滞納で解約されちゃってたということが分かり、結局私は泣き寝入りしました。そのとき、ちゃんと警察を呼んでレポート(日本語では何と言うのか分かりません)をもらっていれば、それを証拠に法廷で争うこともできたそうだけど、それもないのであきらめました。例え保険がちゃんとあったとしても、保険会社は一応警察のレポートを見たがるものだとうことも、そのときに学びました。
事故というのは、やってもやられても気分が悪いもの。でも、人身事故じゃなくて、ほんとによかったよ。彼も落ち込んでるかもしれないけど、ゆこたんのせいだなんて、思ってないよ。車の修理のこととか、代車の手配とは、いろいろなことにめどがついてきたら、彼の機嫌もきっと直るから、それまで少し時間をあげればいいと思うよ。
でもまずは怪我が無くて良かった!相手はもちろんのこと、ゆこたんと彼にもね。
楽しみにしていたクリスマスにとんだ災難だけど、それだけで済んだんだから良かった!そう思おうよ。
ゆこたんがどうしていいかわからず、相手の方を警察がくるまでなだめていたのは大正解だよ。相手の方は赤ちゃんを抱えて車をぶつけられて、きっとゆこたんと同じ位もしかしたそれ以上不安だったはず。ゆこたんが相手をしていたから彼も警察や保険会社に電話しやすかったはずだよ。気丈に泣かなかったのもね。初めての事故経験にしては立派だよ。彼だって、せっかくのクリスマスに事故を起こしてしまいどれだけへこんでるか…。ゆこたんが泣かなかったのは本当に立派だよ!
それにね、こうゆう時はゆこママに話をしてお母さんに慰めてもらっていいんだよ。一人で抱えこまなくていいんだよ!
事故が起きたのは、決してゆこたんのせいじゃないからね!運が悪かったのよ。でも誰も怪我をしなくて済んだ!これは運が良かったからだよ。
お金はかかるかもしれないけど、これからはゆこ彼に協力して節約するのが彼女の努めだよ〜。大丈夫!二人で乗り切れるから!彼を信じて気持ちを切り替えよう!立派に事故に対処できたゆこたんならきっと出来るよ!
ゆこたんアクシデントで不運としか言いようがない。まあこういうこともあるさ・・。
「ゆこたんが、パニックにならなくて良かった。偉い!!」って。
彼も教えてくれたけど、ちょっとした事故でも、警察を通さないと、後で証明書が残らなくて、やっかいなことになるんだって。
当事者通しで、やった、やってない、の騒ぎになり、余計に面倒になるんだって。
こういう社会のルールは、怖いことだけど、起こしてみて初めて分かったし、自分がどうすればいいのか、学んでいけた気がします。
よりによって、彼がぶつけてしまった車が外車で・・・。
私が泣くのをこらえる以上に、彼は現実的なお金の面や、自分の車もダメージを受けたことで、きっとショックでいるはず。
こんな時に、どう支え合うかで、絆が深まるんでしょうね。
人身事故だったら、私を家に帰して、事故処理するつもりだった、と彼は言っています。
そして、彼自身、私を連れて逃げたい気分だったって・・・。
私のせいじゃないんだ・・・。
そう言ってもらえると、今は救われます。
赤ちゃんを抱いていたのは、おばあちゃんに当たる人だったのだけど、女性が赤ちゃんを守る本能ってすごいからね。
私の対処で、向こうはもっと逆立ってたかもしれないし。
後になれば、あんなこともあったって思える、しかも心に残る日になりますね。