一体私は何をしでかしたんだろう？
何がやりたかったんだろう？
どういう気持ちだったんだろう？
自分が自分に問いかけたくなるようなことを病院でしてしまった。
年内最後の外来の日。
その日は紺野さんはお休みのはずだった。
だけど仕事が速く終わったからと言って来ていた。
ちょっぴり嬉しかったけど、来ないって言ってたんだからちゃんと確認の連絡が欲しかったなぁとわがままにも思う。
予定表に沿って「トイレは行きましたか？」と聞かれ「行きたいけどいけません」と言うと、「そうか。分かりました」とだけ言ってそれ以上追求されなかった。
一緒にしばらく作っていたけど、おもらししてしまったので「おもらしちゃった」というカード（彼と作成したものを活用）を見せると、一緒に面接室に着替えに行ってくれた。
一人で着替えられた。
戻って黙々とやっていたけど、なんだか難しくて、紺野さんにまかせっきりで、紺野さんがちょっと抜けている時に「ニッパー」というものはなんだ？と思った。
説明書に書いてあったから。
しかもどこにあるのか分からない。
ボーッと立っていると「どした？」とだけしか問いかけてくれない。
「分かんないよ！！」という逆切れの気持ち、「助けて！」という甘えたい気持ち、でも両方満たされなくて、なんとなく3階から2階へ降りて行き、私が割りと落ち着きやすい洗濯室に潜り込んだ。
しばらくそこでバタバタしていたけど、窓をちょっと開けてみたら、病棟より少し多めに開いたような気がした。
とっさに身を乗り出していた。
死にたいとか、飛び降りたいとか、そういうんじゃなくて、反射的に窓の外を伝おうとしていた。
自分で洗濯室のカギを中から閉めたくせに、妙に脱出したい気分になってしまった。
靴を脱ぎ、体を出すとスルッと抜ける。
あら？？？という感じ。
あっという間に体が全部外に出てしまった。
どうしようかな？
悩んでいたら、出たり入ったりしているうちに、下の屋根まで飛び降りてしまった。
頭から落ちたら死んでいたかも。
2階の屋根の上で手を真っ黒にしながら、ウロウロしていると、ＯＴの人が来た。
それからは、はしごや、下にはマットや毛布が敷き詰められるし、人がうじゃうじゃ来るし、みんなで取り押さえようとするから、私は激しいパニック状態になり、紺野さんが駆けつけたときには、紺野さんが手を握っていないと、私はベランダから宙ぶらりん状態だった。
「紺野さん、しっかり握ってて下さいよ！！」と言われている。
私は逃げようとする。
後ろから持ち上げられて、ＯＴセンターのスタッフルームの中に連れて行かれた。
かなり暴れたけど、無理矢理車椅子に乗せられ、精神科救急処置室に連れて行かれ、横山先生が来た。
「あ。髪切ったんだ」って思った。
「いろいろ予定を入れすぎで疲れてるんですよ。ＯＴは今の貴方にはいいことはありませんから、しばらくお休みしましょう。演劇とショートステイの2本でしばらくいきましょう」と言って、点滴や注射を両肩・お尻・静脈などあらゆるところに、これでもか！！というくらいされた。
薄れていく意識の中で「4時から心理・・・」「今年最後の面接・・・」と口走っている。
佐藤先生がちょっとだけ顔を出した。
「おしっこしたいのね。この紙の上にしてごらん。持っててあげるから。今動くと危ないからね。ここでおしっこしちゃって」と言われた。
「お勉強をするの」とノートを出そうとすると「今日はしないよ。お願いだから寝てね。お勉強はまた今度ね」と。
もう2週間以上やってないのに。
結局ＯＴはしばらくお休み宣告。
1/11は2時に診察を入れられた。
喘息らしい。
吸入器が処方された。
本格的な。
発作を起こさないためらしい。
色んな病気がありすぎて怖いし、お金がかかって仕方がない。
何がやりたかったんだろう？
どういう気持ちだったんだろう？
自分が自分に問いかけたくなるようなことを病院でしてしまった。
年内最後の外来の日。
その日は紺野さんはお休みのはずだった。
だけど仕事が速く終わったからと言って来ていた。
ちょっぴり嬉しかったけど、来ないって言ってたんだからちゃんと確認の連絡が欲しかったなぁとわがままにも思う。
予定表に沿って「トイレは行きましたか？」と聞かれ「行きたいけどいけません」と言うと、「そうか。分かりました」とだけ言ってそれ以上追求されなかった。
一緒にしばらく作っていたけど、おもらししてしまったので「おもらしちゃった」というカード（彼と作成したものを活用）を見せると、一緒に面接室に着替えに行ってくれた。
一人で着替えられた。
戻って黙々とやっていたけど、なんだか難しくて、紺野さんにまかせっきりで、紺野さんがちょっと抜けている時に「ニッパー」というものはなんだ？と思った。
説明書に書いてあったから。
しかもどこにあるのか分からない。
ボーッと立っていると「どした？」とだけしか問いかけてくれない。
「分かんないよ！！」という逆切れの気持ち、「助けて！」という甘えたい気持ち、でも両方満たされなくて、なんとなく3階から2階へ降りて行き、私が割りと落ち着きやすい洗濯室に潜り込んだ。
しばらくそこでバタバタしていたけど、窓をちょっと開けてみたら、病棟より少し多めに開いたような気がした。
とっさに身を乗り出していた。
死にたいとか、飛び降りたいとか、そういうんじゃなくて、反射的に窓の外を伝おうとしていた。
自分で洗濯室のカギを中から閉めたくせに、妙に脱出したい気分になってしまった。
靴を脱ぎ、体を出すとスルッと抜ける。
あら？？？という感じ。
あっという間に体が全部外に出てしまった。
どうしようかな？
悩んでいたら、出たり入ったりしているうちに、下の屋根まで飛び降りてしまった。
頭から落ちたら死んでいたかも。
2階の屋根の上で手を真っ黒にしながら、ウロウロしていると、ＯＴの人が来た。
それからは、はしごや、下にはマットや毛布が敷き詰められるし、人がうじゃうじゃ来るし、みんなで取り押さえようとするから、私は激しいパニック状態になり、紺野さんが駆けつけたときには、紺野さんが手を握っていないと、私はベランダから宙ぶらりん状態だった。
「紺野さん、しっかり握ってて下さいよ！！」と言われている。
私は逃げようとする。
後ろから持ち上げられて、ＯＴセンターのスタッフルームの中に連れて行かれた。
かなり暴れたけど、無理矢理車椅子に乗せられ、精神科救急処置室に連れて行かれ、横山先生が来た。
「あ。髪切ったんだ」って思った。
「いろいろ予定を入れすぎで疲れてるんですよ。ＯＴは今の貴方にはいいことはありませんから、しばらくお休みしましょう。演劇とショートステイの2本でしばらくいきましょう」と言って、点滴や注射を両肩・お尻・静脈などあらゆるところに、これでもか！！というくらいされた。
薄れていく意識の中で「4時から心理・・・」「今年最後の面接・・・」と口走っている。
佐藤先生がちょっとだけ顔を出した。
「おしっこしたいのね。この紙の上にしてごらん。持っててあげるから。今動くと危ないからね。ここでおしっこしちゃって」と言われた。
「お勉強をするの」とノートを出そうとすると「今日はしないよ。お願いだから寝てね。お勉強はまた今度ね」と。
もう2週間以上やってないのに。
結局ＯＴはしばらくお休み宣告。
1/11は2時に診察を入れられた。
喘息らしい。
吸入器が処方された。
本格的な。
発作を起こさないためらしい。
色んな病気がありすぎて怖いし、お金がかかって仕方がない。