私は高機能自閉症

高機能自閉症とは、対人関係の障害・コミュニケーションの障害・こだわりなどの自閉症の特徴の内、知的障害がないものです。

AIRに

2006-09-19 20:21:30 | アクターズスクール
メールを送った。
誰が読むのだろう? と思いながら、面接では話しきれなかった自分の障害(病気)の症状のことについて書いた。
読んでくれたのはかぜひめさんで、すぐに返事が来た。
でもやっぱり集団でやって行くものだから、メールに書いてあるような厳しい状態になったときは、話し合いをして継続するかどうかを決めましょう、とあった。
そりゃそうだよなぁ・・・と思いつつも、話さなかったほうが良かったんだろうか?とか悩んでしまった。
ここのブログのアドレスを知らせてしまったら、まずいだろうな。
自分ではアクターズではやっていけそうな気がするし、アクターズでやっていけなかったら、もうどこにも行く場所がなくなってしまうのも覚悟の上だ。
だから本気で勝負。
あ〜〜。頑張らなくちゃ!!

今日も母とカラオケで6時間。
疲れてしまった。
図書館の本はどう始末するんでしょうか?
明日があるさ!!(大分いい加減になってきました)
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アクターズ公演 大成功!!

2006-03-21 09:54:17 | アクターズスクール
3/19(日)にアクターズスクールの終了公演があった。
スクール生は11時に会場入りだったんだけど、私は前日、緊張の余りほとんど眠れず、9時半頃には会場入りしていた。
みんなでお弁当を食べて、段々意欲も高まってくる。
すっかりスター気分になっている子もいる。
私もギリギリシスターズの踊りを練習したりして、みんなで楽屋に入った。
体ほぐしをしてから、楽屋でメイクが始まる。
ドーランというものを初めて塗った。
結構粘つきのあるファンデーション。
髪型もみんな色んなものにしていた。
美しくしたい人もあれば、面白おかしくメイクしている人もいた。
私もドーランを塗ったら、意外と化粧映えする顔になった。
ステージに立って、幕の裏側にいるとさすがに緊張度もアップ!!
幕の向こうでは、観客たちのざわめきが聞こえる。
楽屋ではワイワイ騒いでいた子達も、緊張で顔がこわばっている。
スタッフに手を握ってもらっている子もいた。
観客の入りの遅れが目立つため、10分開始時刻を遅らせるとのアナウンスが入った。
緊張している時に更に10分、この場で待たされるのはきつい。
最初は牛人の行進。
幕が上がり、スモークがたかれる。
幕が上がって、観客の「ワーー!!」という声が上がった時、涙が零れ落ちそうになった。
今まで頑張ってきたことがよみがえってきたりしたけど、今泣いていてはいけない。
とにかく舞台を成功させなければならないんだから、泣くのはあと!!と思って、頑張って牛人になりきった。
私の隣りの子がてんぱってしまって、ど真ん中の一番前に立ったまま動かなくなってしまった。
後ろからそっと引っ張るけど「なに、ひっぱってんのよ!!」って顔してびくともしない。
「群れから外れた牛」として無視することにした。
1幕はわりと地味な感じに仕上がっていたため、観客のウケも余り良くなかった。
でもこれは想定済みのこと。
2幕に入る前に、化粧直しがあった。
「シスターズ中心に!!」との風姫さんの合図で、私たち3人はかわいくメイクされた。
ピカピカの粉も沢山まぶせられ、キラキラメイクに。
でものんびりメイクしている間もなく、すぐにステージ入り。
2幕の最初は私たちシスターズ。
舞台に立とうとしたら、本番10秒前に、私の腰のところのオーガンジーがバオバオの木の針金に引っかかってビリビリ!!
抜け出せなくなった。
バックヤードの三浦さんに助けてもらって、結局引っかかった部分は破いてもらった。
ほとんどの人に気付かれなかったみたいだけど、10×30cmくらいは破けてしまった。
幕の裏で「頑張ろう!!私たちはアイドルなんだから!!」とガッツポーズ。
ちかりんは、緊張で今にも泣き出しそう。
踊っている時は、観客の方は真っ暗で、私には人の顔が判別できない。
それが良かったのだけど、2階席の一番上のカメラを見ながら笑顔を振りまいた。
今夜はギリギリ〜〜♪
あなたにギリギリ〜〜♪
注意してあったはずなのに、観客席からフラッシュがバチバチ。
最後歌い終わると「ありがとう〜〜!!今日は私たちのためにありがとう〜〜!!」と手を振る。
あとはもうお祭り騒ぎ。
うんこ食べ食べダンスやら、心臓の鼓動やら、最後は「光の雨の精」で歌を歌って一端締めくくり、もう一度幕が上がると、フリーダンスで大騒ぎ。
私はもう踊りまくって、みんなと一緒に楽しく楽しく騒いだ。
みんなが一つになっていた。
今まで頑張ってきたことを出し切った充実感でいっぱいだった。
感動の涙というより、精一杯やった!!という満足感が大きくて、ニコニコ笑顔になっていた。
バトン部の時もそうだったけど、舞台に立つというのはものすごい充実感がある。
一見華があって、目立つ感じだけど、裏での練習はそれなりに厳しく、その華の舞台を築き上げるためにすごく頑張ってきてるからこそ、舞台に立ったときにやった!!という感じがつかめる。
今回もそれがすごくあった。
フリーダンスが終わると、それそれに花束を受け取る場面があって、私も松岡さんから頂いた。
誰からももらえないと思っていたので、すごくすごく嬉しかった。
観客が全員退場してから、衣装を着て集合写真を撮った。
集合写真の後、それぞれのお客さんのところに行って下さいとのことで、裏から回って行く時に、知らないおじさんから「あのーー、握手してもらえますか?あと、写真一緒に撮ってもらえますか?」と言われた。
ホールに行くと、松岡さんや水野さんやMさんや風間さん・・・・沢山の人たちが待っていてくれた。
水野さんには「良かったよ。歌もよく歌えてたし。ゴロンって転がるの疲れたでしょ」って言われた。
他の人から「お父さんですか?」と言われ「よく間違われるんですけど、デイケアのスタッフです」と照れ臭そうに答えていた。
百瀬さんからも「まさるちゃん(私)すごくよく頑張っていたんですよ〜〜」と言われていたり、風間さんからも「デイケアもこういうふうにやらなくちゃダメなんですよ!ちゃんまるさんの表情、見ましたか!!」とか言われていた。
その後、打ち上げでステーキハウスに行って来た。
場が和んできて、みんな自分のことをそれぞれ話し出すようになると、私も、アスペルガー症候群であることや、デイケアでもバイト先でも適応できなくて、アクターズしか行く場所がなくなっていたことや、京王線を止めてしまった話や、決まりがなかなか守れないことや、アクターズだけは行ってもいいと横山先生からお墨付きを頂いていた話をすると、アクターズの百瀬さんが「余り決まりや規則を作られると苦しくなるよね。決まりだらけになって守れる人たちも入るけど、無理な人、かえって反発したくなる人もいる。ここは規則があって守れる人ばかりではないし、私たちもあまり規則は作りたくない。規則なんて最低限あればいいと思ってる。暴力を振るわないとか、他の人に迷惑をかけないtか。ちゃんまるちゃんなんてそんなこと全くしてないし、全然普通だから別に言うこともなかったし。アクターズみたいに、表現する場所が必要な人たちも必ずいると思うのね。特に障害を持った人たちは言葉で自分の考えを伝えるのが難しいし。ちゃんまるちゃんは、この場所が必要だったってことだよね。途中辛そうな時期もあったけど、踊っている時や表現している時のちゃんまるちゃんは、本当に生き生きしてて、あぁこういうのが好きなんだなぁ〜〜って思ってた。デイケアやバイトがダメでも、アクターズは続けるし、又やればいいよ。集団でやることが不得意な人もいるし、ここは個人個人がやりたいようにやってるから合ってるのかもしれないね。私がここに入ったのも、風姫さんを頼りに来たんだけど、私はカウントを取って踊るのが苦手なのに、風姫さんは自分の感じるように、好きなように踊ってみればいいって言ってくれて。体ほぐしもそうなんだ。一定の形にこだわらずに、その時の体調を確かめるように体を感じながらやるところが気に入ってるの」と話してくれた。
みんなみんな色んなものを持っていた。
でも障害を持っているからって、それに甘えることなく、自分の選んだ道をまっすぐに生きている感じがした。
舞台に立てたこと、全てが感動で感慨になり、風姫さんの力をまざまざと垣間見ることが出来て、これからも付いていこうと思った。
今度は映画制作をやろうかな〜〜とか考えているみたい。
ありがとう!!
アクターズ!!
最高!!!!!!!
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衣装フィッティング

2006-03-06 12:43:29 | アクターズスクール
昨日、衣装を着てみた。
やばいよ、やばい。
見せパンのやつ。。。
紫のスケスケおパンツだし、きちんと試着した後、風姫チェックが入り、風姫さんの前でスカートをチラリしなくてはいけない。
それでOKが出ないといけない。
しかもチラリしてる時に、製作のドクちゃん、ビデオ撮ってるし!!
「あれはやばいよね〜〜」とモリーナと言い合った。
でも稽古場を去ろうとしたら、風姫さんが一言「ちゃんと普通のパンツを履いてから、見せパンはいてね!!」
当たり前です!!
直に履いたら危険すぎます!!
いや。犯罪です!!
通し稽古をしたんだけど、最後まで体力が持たなかった。
途中で過呼吸を起こしてしまって、退出した。
寝ていたら、わりとすぐに良くなったけど。
本番は、紙袋持参しないと。
フリーダンスまでは、絶対出たいし。
明日、明後日と、ディリー八王子(5チャンネル)で、稽古の様子が放送されます。
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疲れたなぁ

2006-02-27 13:34:31 | アクターズスクール
アクターズの公演まで、リハーサルを除いて、練習はあと2回。
段々みんなも緊迫した面持ちになってきて、同じ場面の人がお休みすると、「今日はやる気がしない!」と自分の感情を押さえきれなくなってきている人もいた。
私はというと・・・。
昨日は、Sちゃんと3時間カラオケをして、ショッピングを楽しんでから、稽古に励んだので、最初はものすごいパワーアップしていたのに、中盤からどっと疲れが出てきて、稽古の場面に」いられなくなることが多くなってしまった。
紫シスターズのダンスは笑顔でやりたかったのに、引きつった顔になってしまって、すごく後悔。
ロビーで横になっていると、らっくんが「どうしたんだよう」という感じで、傘でツンツンしてくる。
子供なりに気を使っているんだよなぁ〜〜と感無量になってしまった。
いつもはバカ騒ぎして、一緒に遊んでくれるお姉さんが、グッタリ横になってるんだもん、どうしたんだろう?って思うよな。
でも舞台監督のパフさんは「上手に踊れてたよ。歌も上手だったし」と褒めてくれた。
本当は全然ダメだったのに・・・。
自分のペース配分が分からないから、このようなことになってしまうのだけど、段々そういうのも覚えていかないと、これからの人生にも影響すると思う。
風姫さんに「夢来の人たちが、みんなで見に来るかもしれないって」と言ったら「聞いた。まさるちゃんの晴れ姿を見たくて、みんな来たいって言ってるらしいじゃない。もう、まさるちゃん、Sちゃんに手作りクッキーあげたりして、そうやって惑わしてるのね」と言われたので「デイケアでは、メール交換もいけません。お手紙も書いてはいけませんだって」と言うと「そうよ〜〜。まさるちゃんの場合は特に”微笑んでもいけません”も入るのよ。危険因子でいっぱいなんだから」と言われた。
会話している間、楽しかった。
風姫さんが、私に溶け込んでくれてる感じがして嬉しかった。
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ウルトラ紫シスターズ

2006-02-20 13:51:54 | アクターズスクール
シスターズの稽古があった。
5時間。
でも私は1分でも多くやっていたかった。
デイケアが中止されてから、のめりこんでいるのは、アクターズだけ。
それに本番も近い。
今日は振り付けが全部決まったので、ずっと家でも練習していた。
休憩時間に風姫さんに呼ばれて「まさるちゃん。トミーから連絡あったんだけど、どういうこと?」と言われて、しどろもどろに「今日、練習に行かれなかったら、モリーナに連絡しなくちゃって思って、電話番号知ってますかって聞いたんだけど」と言うと「そういう連絡は、本局にしてください。電話番号知ってるでしょ?え?なんで知らないはずないでしょ。なんで、もらったプリントをきちんとまとめておかないの。このプリントはね、字も読めない人も居るの。だけど、まさるちゃんは、できるでしょ。なんで、まとめないの。大事なプリントなんだから、なくさないでね。電話番号書いてあげるから、ここに連絡するのよ」と怒られた。
風姫さんに怒られたのは始めてかも。
「認められた」って感じもしたけど、やっぱ怖かった。
今日の風姫さんは、本番が近いせいもあってか、厳しかった。
モリーナにみんなの前で、一人で躍らせた時は、かわいそうに思えてしまった。
やたら問い詰めてたし。
ちかりんに対しても、休憩時間は与えず「じゃあ、やってみよう!」と言って、次々と躍らせる。
いつもなら「疲れた」と言って、踊らないちかりんも、さすがについてきていた。
でもシスターズの衣装を着た時「やばい・・・」と思った。
パッツンパッツンじゃん!!私。
よゆ〜で着てる二人は、羨ましかった。
でも今から、体型変造は難しいだろうな。
採寸を変えてもらうか。
長女の私が、末っ子に見える衣装になってしまったのも、全部私の体型のせいです。。。
ごめんなさい。。。
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お絵描き教室

2006-02-18 22:28:08 | アクターズスクール
八王子のクリエイトホールで、アクターズのスタッフのトミーがお絵描き教室を月に2回開いているので、Sちゃんに誘われて行ってみた。
精神疾患のある人2人が来ていた。
初めてなのに優しく接してくれた。
私はイラスト集を見ながら、サインペンでお得意の絵を描いていった。
みんなに「よく見ただけで、そんなにうまく描けるね」と褒められた。
2時間くらい、集中してやっていた。
Sちゃんは、知的障害があって、9歳の知能しかないのだけど、最近よく接するようになってきて、ここがそうなのかぁ、と思わせるようなことが多々ある。
例えば、今日の、お絵描き教室の参加費用400円を用意してこない。
ギリギリのお金しか持って来なかったのに、ラーメン代とコアラのマーチ代に使ってしまって、肝心の参加費用代にかかることを考えられない。
得意げに「お財布の中、本当にないも〜ん!」と言ってみせる。
トミーは優しいから「今度100円持って来てね(300円は払った)。コアラのマーチ代を参加費用に回そうね」と教えていたけど、普通のところだったら、ただで勝手に参加してしまったも同然なのだから、メチャメチャ怒られるのでは?
それとか、私にしょっちゅう「ねぇねぇ、私のこと好き?私が告白したら付き合ってくれる?私の声好き?」と聞いてくる。
「Sちゃんは友達だから、好きとか言う対象じゃないんだよ」といくら説明しても分かってもらえない。
「勉強教えて」と言うので、どれくらいの学力レベルなのかと思って、参考書コーナーに行ったら、小学2年生が精一杯。
1mが何cmだか分からないらしい。
時計もややこしくなると読めなくなるみたい。
漢字に関しては小学3年生程度かな。
でも「中学の数学をやりたい」と言うので困る。
それとか、ラブホテルの前を通った時に、2人組のカップルが出てきたところなのに大声で「ここ、ラブホテルだよね。お金があったら泊まって行けるかな?やられたら危ないか」と叫ぶので、ヒヤヒヤしながら足早に通り過ぎてしまった。
そういうところを見ていると、今まで自分も精神遅滞があるのでは?と疑っていたところもあったんだけど、私は違う、と思うようになってきた。
だってそんなSちゃんも、知的障害の等級の一番低い4級なのだから、それ以上ということはないだろうから。
じゃあ、私の理解力のなさは、どこから来るのだろう?

アクターズの公演の時、トミーがヘア・メイクをやってくれるそうだ。
私は髪の毛の両サイドを編みこみにしてもらおうかな。
どんな髪型でも言ってくれれば、できるだけ応じるようにすると言っていたので。
あの「ピンクの腋毛・すね毛・ひげ」の3点セットも、どうしてもイヤならやらなくてもいいよ、と言ってくれたが、トミー的にはそこが、おいしいところらしいので、いまいちハッキリ「いやです」と言えずに居る。
でも見せパンは決定なんだろうな。
ってか、もう衣装、買っちゃったらしいし。。。
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11・12にちアクターズ稽古

2006-02-15 14:53:42 | アクターズスクール
ここのところ、ウルトラ紫シスターズの稽古ばかりやっている。
この部分は、3人でのセリフ・歌・ダンスが入って、非常に目立つので、絶対に手抜きが出来ない。
ピンマイクで歌いながらの5分程度のダンスは結構ハード。
間違えると目立つし。
12日にはチラシも出来て、打ち上げの予定も発表され、「いよいよだ!!」と実感。
パンフレットの写真を見たら、私が考えたポーズで撮ったのは全部却下され、カメラさんの言われたポーズにした超ブリブリ〜〜なのが採用されてて恥ずかしかった。
色んな人に「まさるちゃんの写真見たら、鼻血出す男とか出るよ」とか「絶対、まさるちゃんの隣りに写真載せられたくない」とか「同じポーズなのに、なんでこうも違うの?」とか言われて、ちょっといい気分になってきた。
ちかりんが体力なくて、全然通し稽古が出来ないのが気になるけど、みんながお休みの19日も稽古が入って、頑張ろうって思う。
沢山の人に見に来てもらいたい。
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泣きが入る

2006-01-30 21:42:32 | アクターズスクール
前日あんなに怒っていたのに、朝起きてみると、もしかして!!??と思って、机の上にある送った記憶がかすかにあるOさんへのFAXとMさん他へのメールの送信記録を見て愕然とした。
やってしまった・・・。
Rさんと同じじゃん・・・。
人を振り回しまくっている。
あんなに許せなかったRさんと同じことをしている自分は、やっぱりみんなから嫌われても同然なんだ。
Rさんのこと言えないんじゃん・・・。
もうダメだ・・・と思った。
でもアクターズのSちゃんと昼食を一緒に食べることになっている。
どんなに私が具合が悪いからと言っても「ご飯食べよ!待ってるよ!」と明るく返すSちゃん。
憎んじゃいけないんだけど、なんで分からないの?と腹立たしくなる。
お昼なんて呑気に食べてる気分じゃないのに。
もう絶対約束しないってその時誓ってしまった。
電車の中でも、涙が溢れて止まらなかった。
景色を見ている振りをして泣いていた。
Mさんには謝りのメールを入れた。
「大丈夫だよ。気にしないで」と優しさに更に泣けてしまう。
私はRさんのことを許さなかったのに、Mさんは素直に許してくれている。
自分のこともすごく嫌だった。

でもこの日は、パンフレットの写真撮影。
泣いてなんかいられなかった。
大きなセットで本格的に写真を撮る。
この時だけは、全てのことを忘れて笑顔を作った。
そんな自分もとてもきたならしく思えてしまった。
稽古に入っても、ずっと泣きっぱなし。
最初は風姫さんも「まさるちゃん、脚だけもんでおいてね」と優しかったけど、夕飯になってもまだ稽古に出れないでメソメソしていたので、「困ったねぇ。どうしたの。稽古にならないじゃない」と言われてしまった。
迷惑かけないようにと、隅の方で泣いてるつもりだったけど、やっぱり来ている以上はきちんと稽古に参加しなくてはいけなかったんだ。
なんとか夕飯を食べて、その後の第1幕の稽古にだけは参加したけど、泣き疲れて最後の方は無理だった。
ソファーでグッタリしていた。
最低だ。
アクターズでこんな自分を見せてしまうなんて。
アクターズでも甘えが出てしまったの?
メンバーさんにも「今日、すごく調子悪かったね。帰らせてもらえば良かったのに」と言われ、私最悪だよ・・・って思ってしまった。
ごめんなさい。
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私は・・・

2006-01-16 01:18:11 | アクターズスクール
私ってどんな子?
何も出来ない子?何も感じない子?ビクビクしすぎる子?問題児?
きっとどれにも当てはまってしまうからこそ、どこの世界に居ても私はうまく馴染むことが出来なくて、生き辛さを感じてしまうんだな。
相手が何気なく言った一言に対して、きっと相手は私は何も感じていないと思っているだろう。
でも・・・でも・・・本当はものすごく傷付いていて、これからどうやって生きていっていいのか分からなくなっている。
そしてその相手が、この人は一体どういうつもりで、私にその言葉をぶつけているんだろう?と悩む。
そしてその相手が、だんだん憎くなってきてしまう。
アクターズの私は、最初は、サポーターとしての入会だった。
だけど・・・病気の部分が強く出てしまっているのか、障害者のメンバーの中の一人としてスッポリ収まってしまっている。
だから今日も、知的障害の子の介助をしていると「あ、まさるちゃんはいいわよ」と言われてしまった。
私はただ、その子の友達として手助けをしてあげていただけなんだけど、「メンバーさんは無理だから、スタッフがやるからいいわよ」的な言葉に受け取ってしまった。
私のポジションとしては、自分のことはしっかりやって、スタッフには甘えていれば、うん、なかなか可愛い子だ、とか思われているのだろう。
最初の牛人の場面も、私が中心になって踊ることになった。
最後のミミズでのうんこダンスも、変更され、私は「光合成の神様」になり、みんなに光を与える役に昇格した。
メンバーの中では、使える子、という立場らしい。
それならそれで、まあいいか。
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ぶたかん

2006-01-09 15:24:23 | アクターズスクール
昨日はアクターズスクールだった。
ぶたかんさんと、かぜひめちゃんに「今日は具合悪いから」と話しておいたら「無理しないで休み休みやっていこうね」って言われた。
でも頑張って演技してた。
遅れるのが怖かったから。
Iさんはズル休みをした。
風邪だと嘘をついた。
絶対来るのが怖くなったんだ。
そんなことしたって、3月の公演までまだ何回もあるのに。
夕食のちょっと前に、仮面ライダーの悪役をやっていた俳優さんと、そのお友達の女優さんが来た。
浦井健治さんと、白木原忍さん。
そこの空間だけ、オーラが漂っていた。
「アルジャーノンに花束を」の舞台をやるから、勉強に来たと言っていた。
私たちが、障害があるってことをオープンにして、演技しているって事?
夕食の時に、健治さんが「僕は子供が好きなんだ。いくつなの?」と聞かれて、子供が好きだからいくつって聞かれてることは、子供じゃなくちゃいけないのかな、と思って、黙っていたら、忍さんが「女の子に歳を聞いちゃダメよねぇ」と言ってくれた。
カメラマンさんが、一緒の写真を撮ってくれた。
アクターズでは、毎回、ビデオと写真が回っている。
だから、専属のカメラマンさんもいつもいる。
健治さんは、今、ウルルン滞在記に出ているそうだ。
大地真央さんが、すごくいい人だと言っていた。
仮面ライダーの時は、オダギリジョーさんと共演していたそうだ。
私たちの演技を見て「みんなすごく真剣で、演技も上手で、涙が出るほど感動しました」って言ってた。
でも涙は出てなかったよ。
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