周りの人は不安だらけだったみたいだけど、私は喜んで短期入所に入った。
作業も一応あるのだけど、余り慣れていない私は、本当の作業ではなく、ＯＴみたいなことをしている。
シュレッターに手動でかけたり、塗り絵をしたり、お絵描きをしたり、散歩に行ったり。
中には油断していると、紙とか食べてしまう人がいるので、スタッフも油断大敵だ。
それにてんかんを起こす人が何名かいる。
私は今回の作業では、散歩が一番楽しかった。
担当のＭさんと手を繋いで近所を歩く。
私は色々発見する。
「お尻の形をした石がある〜」とか、男の人に向かって「こなきじじい！」と叫び、女の人が歩くと「砂かけババア」と叫ぶ。
Ｍさんは「すいません」と謝ってから、「ゆこたんが、すなかけばばあって言われたらどうする？だから言ってはいけませんよ。でもよく色々なこと知ってるねぇ」と言ってくれる。
近くに小学校があり、小学生くらいだと知的障害者を見ると「変態」とか「バカだ」とか言いそうなのに、そこは教育されているのか「こんにちは」と挨拶してくれる。
散歩に行くとご機嫌で帰ってくる。
「ゆこたんは外が好きなんだね」と言われる。
私は余りしゃべらないので、ゆこたんノートというのが出来た。
それは、作業＝工房内だけのもの。
お茶の時間があって、ダイニングにお茶を飲みに行く。
私は加減を知らない。
バクバク飲む。
そしてトイレに間に合わない。
お茶の機械の前で、×と手をやられると、ピタっと止まる。
でも外に出てしまって、キラキラしたものを発見した。
それに夢中になっていたら、その板にくっついていた釘やらビーズやらを口に入れ始めていた。
そういえば、散歩中、畑に落ちていたきゃべつも食べちゃったっけ。
無理矢理口の中に手を入れられて取り出されると、夢中で抵抗するけど、紙に「危ないので出して下さい」と書かれると、ベーと出す。
これは不思議。
結局言われることは耳に入らないけど、文字なら入るんだろうな。
不安定になったときは、バランスボールに乗っかって、ゆらゆらしていると、落ち着いてくる。
これも新発見。
私はシュレッターにかけた紙をすぐにばらまいてしまう。
なんか無意識みたいに。
近くにバラバラになった紙があると、ばらまきたくなる。
そしてコブクロの「蕾」の歌が大好きなので、何度も何度もかけてもらった。
でも怖い口調の女の人には耐え切れず、逃げ出してしまうこともあった。
今度は自分から、折り紙の本を持って行くことになっている。
生活フロアでは、前回問題になった食べ物の詰め込み。
これはママが「小さなスプーンにしてください」と頼んであったので、本当に小さなスプーンになっていた。
でも掻きこめば、結局同じこと。
でも「はい、ストップ」と言われれば、ピタっと止まる。
そして「モグモグね」と言われるとモグモグゴックン。
その繰り返し。
だからスタッフは常に見守りが必要だった。
油断していると、口に沢山入れてしまい、飲み込めず出してしまうから。
でも前より、ストップがかかることによって、吐き出す回数は減った。
トイレも一緒に入ってもらって、歌を歌ってもらうと、自然に出たりした。
でもほとんどの歌が童謡なんですけど。
だから私がわざと童謡を編曲したり、1番を歌うと「2番！！」「3番！！」とせがんだりした。
でも厚めのパットにしたこともあるけど、今回は割りとスタッフの人に「おしっこ」とか「うんち」とか伝えられた、
でもその半分は、すでに出ている状態だった。
今回問題だったのは「よだれ」
今も止まらない。
だらだらだらだら。
そのよだれが気になってしょうがない利用者さんがいて、私を見るだけで、テンションが上がり、声を出して走り回る。
そしてスタッフに「おりこうさん？」と聞いている。
きっと彼女も、スタッフによだれを急にふいてはいけないと注意されているから、頑張って堪えてたんだろうな。
でも急に自分の洋服でも拭いてしまう。
そしてスタッフが「ごめんね。大丈夫だった？」と聞いてくる。
私はそのよだれ拭き行為は、もう別にビックリしなかった。
かえって「ありがとう」という気持ちだった。
でも彼女の困るのは、紙を見るだけですぐに破ってしまうこと。
私は言葉での伝達が苦手なため、何人ものスタッフ宛てに手紙を書くようにせがまれた。
書くことは苦痛ではないから、ずっと書いてばかりいたのだけど、破かれるのは結構私も我慢した。
スタッフはパズルのようにセロハンテープでつなげていたけど。
お風呂は、絵カードというのがあって、�￣�手�∈玄蠅箸�いうように、絵とひらがなで洗う場所を示していた。
それを見ながらなら、スタッフはカードをめくるだけの作業で、私は一人で洗うことが出来た。
「カードがこんなに役立つなんて！！」とスタッフは喜んでいた。
でも頑張りすぎて、自分で出来ない時は「今日は3番までしか出来ません」と言うと「よく言えたね」と言って、ちゃんと介助してくれた。
発作も何度かあった。
フラッシュバックで「水に流す」と言って、水道を水浸しにすることもあった。
一度施設の目の前で本当のボヤ騒ぎがあり、消防車やおまわりさんが来たことから、自分の部屋の近くで煙を見るだけで「大変だ！！」と思い、携帯から119番してしまって、スタッフが介入することもあった。
シーツ交換をしなければならなかったのは、1回だけでそれ以外は、よだれの汚れだけで、おしっこで汚れて交換することはなかった。
でも寝ぼけはあった、1回。
排泄物で遊んでいたとか、ビニールや紙を口に入れてしまったとか、ベットに誘導してもすぐにズボンを脱いで廊下に出てきてしまうとか。
全然記憶にございません。
自分の部屋のビデオは何故か映らないので、フロアのビデオデッキを独占して、5年前の紅白のビデオのモーニング娘。の部分だけを何度も繰り返して見ていた。
スタッフの人とも、沢山沢山お話をした。
普通に、大学受験の話とかも。
楽しい話をしながらの食事なら、詰め込みすぎることもない。
食事に集中してしまうから、かけこんでしまう。
トイレでの一人の排泄はまだ無理みたい。
失禁されるよりは、スタッフに声かけして、連れて行ってもらった方がいいらしい。
でも特定のトイレしか利用できない人がいて、前にトイレに座っていると、その横で順番が来るまで横になって待っている。
そして、全裸になってしまう人もいた。
色んな人がいる。
重度の人が3階の生活フロアには16名いるらしいが、その内4名が自閉症だそうだ。
でも言葉が出ない人が多い。
出ても会話にならない。
私みたいに、ペラペラ私生活をスタッフと話してしまう人は前代未聞だそうだ。
でも6ヶ月先までほとんどショートステイは埋まっているので、主任さんと一緒に5月の予定まで入れてきた。
今回の5泊は異例で、1年間の気分の様子を見てみたいからと、最高でも5月に3泊入れただけ。
ほとんど2泊のみ。
でも今月も2/24〜25が、Ｏ里の短期入所が入っている。
そして追われるように、今これからＫセンターにケアＫの人と行って来ます。
よだれもそうだけど、飲み込みが悪く、水ぐらいしか飲めない。
固形物は無理。
ショートステイの最後のほうで、おやつにシュガーパンが出たとき、飲み込めなくて、窒息しそうになり、何度も吐いてしまった。
しかも廊下で・・・。
スタッフが「ティッシュ！！」と叫びながら、私を抱えていた。
収まったとき、「ブクブクしようね」と言って、口の中を洗った。
死ぬかと思った。
今日は昨日ほどはよだれは出ていない。
作業も一応あるのだけど、余り慣れていない私は、本当の作業ではなく、ＯＴみたいなことをしている。
シュレッターに手動でかけたり、塗り絵をしたり、お絵描きをしたり、散歩に行ったり。
中には油断していると、紙とか食べてしまう人がいるので、スタッフも油断大敵だ。
それにてんかんを起こす人が何名かいる。
私は今回の作業では、散歩が一番楽しかった。
担当のＭさんと手を繋いで近所を歩く。
私は色々発見する。
「お尻の形をした石がある〜」とか、男の人に向かって「こなきじじい！」と叫び、女の人が歩くと「砂かけババア」と叫ぶ。
Ｍさんは「すいません」と謝ってから、「ゆこたんが、すなかけばばあって言われたらどうする？だから言ってはいけませんよ。でもよく色々なこと知ってるねぇ」と言ってくれる。
近くに小学校があり、小学生くらいだと知的障害者を見ると「変態」とか「バカだ」とか言いそうなのに、そこは教育されているのか「こんにちは」と挨拶してくれる。
散歩に行くとご機嫌で帰ってくる。
「ゆこたんは外が好きなんだね」と言われる。
私は余りしゃべらないので、ゆこたんノートというのが出来た。
それは、作業＝工房内だけのもの。
お茶の時間があって、ダイニングにお茶を飲みに行く。
私は加減を知らない。
バクバク飲む。
そしてトイレに間に合わない。
お茶の機械の前で、×と手をやられると、ピタっと止まる。
でも外に出てしまって、キラキラしたものを発見した。
それに夢中になっていたら、その板にくっついていた釘やらビーズやらを口に入れ始めていた。
そういえば、散歩中、畑に落ちていたきゃべつも食べちゃったっけ。
無理矢理口の中に手を入れられて取り出されると、夢中で抵抗するけど、紙に「危ないので出して下さい」と書かれると、ベーと出す。
これは不思議。
結局言われることは耳に入らないけど、文字なら入るんだろうな。
不安定になったときは、バランスボールに乗っかって、ゆらゆらしていると、落ち着いてくる。
これも新発見。
私はシュレッターにかけた紙をすぐにばらまいてしまう。
なんか無意識みたいに。
近くにバラバラになった紙があると、ばらまきたくなる。
そしてコブクロの「蕾」の歌が大好きなので、何度も何度もかけてもらった。
でも怖い口調の女の人には耐え切れず、逃げ出してしまうこともあった。
今度は自分から、折り紙の本を持って行くことになっている。
生活フロアでは、前回問題になった食べ物の詰め込み。
これはママが「小さなスプーンにしてください」と頼んであったので、本当に小さなスプーンになっていた。
でも掻きこめば、結局同じこと。
でも「はい、ストップ」と言われれば、ピタっと止まる。
そして「モグモグね」と言われるとモグモグゴックン。
その繰り返し。
だからスタッフは常に見守りが必要だった。
油断していると、口に沢山入れてしまい、飲み込めず出してしまうから。
でも前より、ストップがかかることによって、吐き出す回数は減った。
トイレも一緒に入ってもらって、歌を歌ってもらうと、自然に出たりした。
でもほとんどの歌が童謡なんですけど。
だから私がわざと童謡を編曲したり、1番を歌うと「2番！！」「3番！！」とせがんだりした。
でも厚めのパットにしたこともあるけど、今回は割りとスタッフの人に「おしっこ」とか「うんち」とか伝えられた、
でもその半分は、すでに出ている状態だった。
今回問題だったのは「よだれ」
今も止まらない。
だらだらだらだら。
そのよだれが気になってしょうがない利用者さんがいて、私を見るだけで、テンションが上がり、声を出して走り回る。
そしてスタッフに「おりこうさん？」と聞いている。
きっと彼女も、スタッフによだれを急にふいてはいけないと注意されているから、頑張って堪えてたんだろうな。
でも急に自分の洋服でも拭いてしまう。
そしてスタッフが「ごめんね。大丈夫だった？」と聞いてくる。
私はそのよだれ拭き行為は、もう別にビックリしなかった。
かえって「ありがとう」という気持ちだった。
でも彼女の困るのは、紙を見るだけですぐに破ってしまうこと。
私は言葉での伝達が苦手なため、何人ものスタッフ宛てに手紙を書くようにせがまれた。
書くことは苦痛ではないから、ずっと書いてばかりいたのだけど、破かれるのは結構私も我慢した。
スタッフはパズルのようにセロハンテープでつなげていたけど。
お風呂は、絵カードというのがあって、�￣�手�∈玄蠅箸�いうように、絵とひらがなで洗う場所を示していた。
それを見ながらなら、スタッフはカードをめくるだけの作業で、私は一人で洗うことが出来た。
「カードがこんなに役立つなんて！！」とスタッフは喜んでいた。
でも頑張りすぎて、自分で出来ない時は「今日は3番までしか出来ません」と言うと「よく言えたね」と言って、ちゃんと介助してくれた。
発作も何度かあった。
フラッシュバックで「水に流す」と言って、水道を水浸しにすることもあった。
一度施設の目の前で本当のボヤ騒ぎがあり、消防車やおまわりさんが来たことから、自分の部屋の近くで煙を見るだけで「大変だ！！」と思い、携帯から119番してしまって、スタッフが介入することもあった。
シーツ交換をしなければならなかったのは、1回だけでそれ以外は、よだれの汚れだけで、おしっこで汚れて交換することはなかった。
でも寝ぼけはあった、1回。
排泄物で遊んでいたとか、ビニールや紙を口に入れてしまったとか、ベットに誘導してもすぐにズボンを脱いで廊下に出てきてしまうとか。
全然記憶にございません。
自分の部屋のビデオは何故か映らないので、フロアのビデオデッキを独占して、5年前の紅白のビデオのモーニング娘。の部分だけを何度も繰り返して見ていた。
スタッフの人とも、沢山沢山お話をした。
普通に、大学受験の話とかも。
楽しい話をしながらの食事なら、詰め込みすぎることもない。
食事に集中してしまうから、かけこんでしまう。
トイレでの一人の排泄はまだ無理みたい。
失禁されるよりは、スタッフに声かけして、連れて行ってもらった方がいいらしい。
でも特定のトイレしか利用できない人がいて、前にトイレに座っていると、その横で順番が来るまで横になって待っている。
そして、全裸になってしまう人もいた。
色んな人がいる。
重度の人が3階の生活フロアには16名いるらしいが、その内4名が自閉症だそうだ。
でも言葉が出ない人が多い。
出ても会話にならない。
私みたいに、ペラペラ私生活をスタッフと話してしまう人は前代未聞だそうだ。
でも6ヶ月先までほとんどショートステイは埋まっているので、主任さんと一緒に5月の予定まで入れてきた。
今回の5泊は異例で、1年間の気分の様子を見てみたいからと、最高でも5月に3泊入れただけ。
ほとんど2泊のみ。
でも今月も2/24〜25が、Ｏ里の短期入所が入っている。
そして追われるように、今これからＫセンターにケアＫの人と行って来ます。
よだれもそうだけど、飲み込みが悪く、水ぐらいしか飲めない。
固形物は無理。
ショートステイの最後のほうで、おやつにシュガーパンが出たとき、飲み込めなくて、窒息しそうになり、何度も吐いてしまった。
しかも廊下で・・・。
スタッフが「ティッシュ！！」と叫びながら、私を抱えていた。
収まったとき、「ブクブクしようね」と言って、口の中を洗った。
死ぬかと思った。
今日は昨日ほどはよだれは出ていない。
いつもブログ拝見させていただいています、私もとあることからフラッシュバックに悩まされている者です。
お互い大変ですが頑張っていきましょう!!
オムツはどこのメーカーのものがお勧めですか？
良ければ教えてください、私もトイレ間に合わないことが多くライフリーの紙パンツを使っていますがよく漏れてしまいます…
いつも読んで下さっててありがとうございます。
オムツのお勧めですか？？？
私はいつもネットで大量買いをします。
1個ずつ買っていると、すぐに無くなってしまうし、単価が高いので。
お勧めは分からないです・・・。
私は紙パンツだけでは漏れてしまうので、重ねてパットもつけています。
お出掛けの時や、寝る前は、厚めのパットを使用しています。
フラッシュバック、辛いですよね。
でも必ず抜け出せるので、日々、自分に「大丈夫」と言い聞かせながら、頑張って生きています。