ライブドアのWebディレクター達がウェブサイト開発と運営について書き綴ります

SEOは始める前から、が勝負?

ジェイ・リスティングの小川と申します。
今回は私が担当させていただきます。

私は、SEOをメイン事業とするベンチャー企業の技術責任者をしておりました。
その経験から、SEOのキーワード選びの重要性についてお話させていただきます。


<キーワードの種類>


まず、SEOの基本はキーワード選びからです。
キーワードは主に以下の3つに分類されます。


多くの皆さんはいきなりビッグワードを狙って、SEO対策を始めます。
しかし、戦場は、上場企業やSEO会社がひしめく激戦区。
上場企業のように予算を持つか、SEO会社のように技術を磨くか。
あなたはどちらかの選択を求められてしまいます。


<結局、お金がないとSEO対策できないのか。>


上の項に書いたように、実際、主要なビックワードに上位表示されているサイトの多くが、上場企業が保有するサイト、もしくは、SEO会社が介入しているサイトとなっています。
ただし、ビックワードばかりが、SEO対策が効果を発揮する場ではないのです。


<ミドルキーワード、スモールキーワードを狙う>


下記の表を再度、確認してください。



検索回数が多く、アクセス数が大幅に増大するビックキーワードでのSEO対策には、上記のように、「目的がはっきり決まっていないことが多く、コンバージョン率が低い。」というデメリットが存在します。
それはそうだと思いませんか?

上記に例として出させていただいた、「SEO」というキーワードですが、実際、アクセスユーザー全員が、何か商品を買いに来ていると思いますか?
決して、そうではないと思います。

・無料のSEOツールを探している方がいるかもしれません。
・SEOの概論が知りたい方がいるかもしれません。  などなどなどなど・・・・。

つまり、そのキーワードで検索しているエンドユーザーがどのような思考で、そのキーワードを検索窓でたたいているか、その心理を考えないでキーワードを決定するのは危険なのです。


<ミドル〜スモールキーワードを狙う。>


とはいえ、自分の作ったサイトを多くの方に見ていただきたいのが、サイトマスターというもの。
そんなサイトマスターの方に、私は下記のようなキーワード戦略を推奨させていただいております。
・月間検索回数がおよそ30,000〜50,000程度(検索ボリュームが比較多い)のミドルキーワードの単独選択
・月間検索回数がおよそ3,000〜8,000程度(検索ボリュームは少なめ)のスモールキーワードの複数選択

なぜ、わざわざ、検索回数が少ないワードを狙うのか。
それは、ライバルが少ないから、という理由に他なりません。

ライバルが少ないということは、時間的にも、労力的にも、負荷が少なく、効果が出やすいということです。
実際に、もし上の組み合わせで、ミドルキーワード、スモールキーワードとも10位以内に入れば、月間アクセス人数は1万を超える可能性は非常に高いです。
ほとんど、ビッグワードで10位以内に入ったアクセス数と同等の月間アクセス人数を見込むことができます。



SEO対策については、下記の記事にて概論をまとめていただいておりますが、

「これだけは押さえておきたいSEO対策」
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/50935528.html

いまいち、効果が出ない、とお悩みの方は、一度キーワード戦略を見つめなおしてみてください。


ライブドアでは SEO の事ならまかせろ! という頼もしいディレクターを募集しています。



この仕事をもっと知りたいあなたは、こちらをチェック

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