いろんなものを手に入れたと実感していた、昨年の中盤まで。
途中から手にしたものが変質し始め、後半は嫌悪と邪念の嵐。
こんなに一気に色褪せるとは。
でももともと、ひとりでも平気だった。
たまに寂しいけれど、それは悪いことではなく、私が悪いということではなく、人生につきものの寂しさ。
人生を有効に使いたい。
有意義に生きたい。
人生の伴侶がいるということは、きっと素晴らしいこと。
でも伴侶がいなくても、人生はもともと素晴らしい。
完全な幸せが欲しいけれど、完全な幸せに必要なものが何なのかは、日々変わるの?
自問自答しながら生きる日々も、わたしの一生。
これでいいんだわ。
平穏フラットな人生はごめんだもの。
新年、夫の復活を祈りつつ、愛人とのゆらぐ関係にゆらめきつつ、元彼のベッドで横になる。
因果応報を信じる人には、わたしは一握りの共感さえもらえない。
むしろ叩かれるな。
でも、これが自然で。