９日、札幌で地下鉄にはねられ、死亡した女子中学生は、自殺した可能性が高いとみられています。
通っていた中学校は、いじめがなかったか調べています。
９日午後２時まえ、地下鉄澄川駅近くの線路で、豊平区に住む中学２年の女子生徒が地下鉄にはねられ、死亡しました。
地下鉄の運転士は「女の子が飛び出してきて、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。
現場にはかばんが残されていましたが、遺書などは見つかっていません。
女子生徒は９日、家を出たまま登校していないことなどから、警察は自殺の可能性が高いとみています。
中学校によりますと、女子生徒は去年１月、南区の学校に転校してきて、校区外の豊平区から通っていました。
また、11月に札幌市教育委員会が行った、いじめに関するアンケートでは「いじめを受けていない」と回答していたということです。
なぜ、女子生徒は命を絶ったのか？学校は、あらためて生徒や教師から聞き取り調査をすることにしています。

　Hana＊テレビで放送 2009年3月10日（火）19:00更新

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