牧師が体触る、キス迫る…複数元女性信者が被害訴え
茨城県や都内を拠点に活動するキリスト教の団体で、牧師から体を触られるなどの行為を長年にわたって受けたとして、複数の元女性信者が被害を訴えていることが分かりました。
問題となっているのは、茨城県つくば市や東京・新宿区などにキリスト教施設を持つ宗教法人の元代表で、60代の男性牧師です。元女性信者らによると、この牧師は2000年以降、共同生活を送っていた複数の女性信者に対し、マッサージと称して体を触ったりキスを迫ったりするなどの行為を5年以上にわたって続けていたということです。
被害を訴える元信者の女性:「下半身を当たるような形で上に乗ってきて、『本当はセックスしたいんだぁ』と言ってキスされたりして、『あなたは我慢しなさい』と言われ、『口外してはいけない』と言われました」
女性らはすでに警察に相談していて、刑事告訴も検討しているということです。男性牧師はANNの取材に対し、弁護士を通じて「事実無根であり、まったく理解できない。挨拶や親愛の意味を超えて体を触るような行為は一切ない」などとコメントしています。