札幌 仙台 水戸 栃木 草津 東京V 横浜FC 湘南 甲府 富山 岐阜 C大阪 岡山 徳島 愛媛 福岡 鳥栖 熊本

  1. HOME
  2. J2リーグ
  3. [速報]犬飼会長、秋春制の議論継続を明言

J2リーグ

[速報]犬飼会長、秋春制の議論継続を明言 2009/03/10

RSS

2009年開幕戦のFC東京vs新潟
2009年開幕戦のFC東京vs新潟

 Jリーグの開催時期を、従来の春開幕・冬閉幕から、秋開幕・春閉幕に移行しようという、Jリーグの秋春制の議論が、今後も継続されることになった。日本協会の犬飼基昭会長が10日午後、報道陣の質問に答える形で明らかにした。
 秋春制については、議論を進めてきたJリーグ将来構想委員会の鬼武健二委員長(Jリーグチェアマン)が、9日に行なわれた日本協会常務理事会で「移行はしない」と報告し、方向性を示したばかり。将来の可能性は否定しなかったものの、事実上の断念を決めた矢先だった。
 犬飼会長は「議論が不十分、という意見が常務理事からも出た」として、日本協会内に新しく組織を立ち上げ、秋春制についての検討を続けていくことを明らかにした。鬼武氏は結論を委員会から一任された中で、9日に報告しているが、犬飼会長は「委員会というよりも、鬼武チェアマン個人の意見と思わざるを得ない」とコメント。「難しいということであれば断念せざるを得ない」とする一方で、「メリット、デメリットが出てきた中で、メリットは、やらなければ取れない(実現しない)。じゃあ、デメリットのリスクをいかに小さくできるかを、いろいろな方法で考えていきたい」と、あくまで秋春制実現を視野に入れた議論を継続していくという。
 また先日、新潟と札幌のサポーターの代表者が、秋春制移行への反対署名を日本協会に提出した際、「会長にはぜひ現地に足を運んでもらい、パネルディスカッションなど、われわれの意見を直接聞く機会を設けてほしい」と要望したことについては、「どんな議論をしているかの情報が伝わっておらず、パッと変えるように思われている中で、そのようなことをするつもりは全くない」と語り、「しっかりと情報を発信していくように、新しい組織には指示をする」という考えを示した。

この記事を・・・ クリップボードにコピーする 印刷する クリップする

この記事に出てくるサッカー用語 

関連News