デル・ピエロ、敵将に警戒「ヒディンク？韓国時代の嫌な印象が」

10日の欧州CL決勝トーナメント1回戦チェルシー戦（第2レグ）を前に、先発出場が濃厚と見られているユベントスの主将FWアレッサンドロ・デル・ピエロ（34）が9日、報道陣に意気込みを語った。

「チームの結束がこの試合の鍵を握っている。週末にトリノダービーを戦ったばかりだが、試合前日である今日は、チェルシー戦に向けてとても集中している。試合開始の笛と共に、積極的にゲームを支配し、パーフェクトな展開をしなければならない。スタンフォードブリッジ（チェルシーのホーム・スタジアム）での0−1の結果を挽回するためには、サポーターの後押しが必要となる」とデル・ピエロ・

一方チェルシーの監督に就任したフース･ヒディンクについては「期待通りの仕事をする名将だが、韓国代表監督時代（02年日韓W杯）の嫌な印象が強い。チェルシー監督就任後はタレント集団を上手くまとめているようだ。我々にとっては歓迎すべき流れではないが、リスクを最小限にして、ゲームを支配しなければならない。テクニックと戦略だけでは勝利できない。ハート、誇り、そして勝利への執念が必要だ」とコメント。

最後に、FWトレゼゲとの2トップについては「彼とはこれまで幾度となくコンビを組んできた。過去の様々な出来事が我々のモチベーションアップにつながっている。戦い抜くことを約束する」と気合十分に話した。