岡山放送局

2009年3月10日 19時13分更新

携帯やネットへの注意を学ぶ


子どもたちが携帯電話やインターネットを使う際、いじめや犯罪に巻き込まれないように注意すべき点を知ってもらう教室が岡山市の小学校で開かれました。

これは文部科学省が各地の小学校で行っている事業で10日は岡山市の津島小学校の5年生と6年生、それに保護者の合わせて300人あまりがメールなどの危険性を学びました。

会場の体育館には情報のモラルを研究している大学教授のほか、人気アニメの声優やお笑いタレントも訪れ、子どもたちといっしょにインターネットでは個人情報を守ることや相手の迷惑にならないメールの送り方などを問題にしたクイズに挑戦しました。

このあと、子どもたち同士で相談して標語をつくり、顔の見えないインターネットの人間関係では十分、気を付けることなどを学校全体で守ることを決めました。

参加した子どもは「調べものでインターネットをよく使うので知っているつもりだったが、危険がいっぱいあることがわかった」とか「メールをするときは思いやりが大切だと思った」と話していました。

また、見学した保護者は「今まで子どもには何気なくインターネットを使うことを許していたが、家に帰ってさっそく家族のルールを作りたい。」と話していました。