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メルパルクの全事業を譲渡…日本郵政、全国11施設
日本郵政は18日、仙台市や長野市などにある全国11のメルパルク(旧郵便貯金会館)で行っている婚礼や宿泊などの全事業からことし10月に撤退し、結婚式サービスのワタベウェディング(京都市)に事実上譲渡することを発表した。施設は日本郵政が保有し続け、ワタベと賃貸借契約を結ぶ。

 郵政民営化関連法で民営化後5年以内にメルパルクの譲渡・廃止が規定されており、日本郵政が譲渡先を探していた。譲渡額などは明らかにしていない。

 このほか対象となるのは、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、松山、熊本のメルパルク。賃料などは今後、ワタベ側と協議する。パートやアルバイトを含む従業員約1200人の雇用は維持し、メルパルクの名称については「利用者の認知度は高く、常識的に判断したい」(ワタベ)としており、残る見通し。

 メルパルクは1970年から旧郵政省が郵便貯金の普及を図るための宣伝施設として設置。しかし経営悪化で廃止が相次いでいた。

参照元:スポーツ報知
| newssyakai | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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