9日、台湾紙は、国民党特務機関の暗号解読班が1941年の日本軍による真珠湾攻撃を事前に察知していたが、米軍側が重視しなかったと報じた。写真は02年7月、米デイトン国際航空ショーで公開された第2次世界大戦時のものを含む米軍の各種戦闘機。

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真珠湾攻撃の事前察知、「米側に相手にされなかった」―台湾メディア
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2009年3月9日、台湾紙・今日新聞は、国民党の特務機関「軍統」(軍事委員会調査統計局)の暗号解読班が1941年の日本軍による真珠湾攻撃を事前に察知していたが、米軍側が重視しなかったため、悲劇を未然に防げなかったと報じた。中国新聞網が伝えた。

記事によると、当時、「軍統」の戴笠(ダイ・リー)処長率いる暗号解読班のリーダーだった姜毅英(ジアン・イーイン)さんが、真珠湾攻撃の1週間前に日本軍の暗号解読に成功。すぐに米軍側に伝えたが、「日米の仲を引き裂くための仕業だ」と相手にされなかった。米軍が第2次世界大戦に参戦するきっかけとなった真珠湾攻撃。記事は、「もしこれが未然に防げていたら、世界史は大きく変わっていただろう」と指摘する。

功績が認められた姜さんは、戴笠から「姜鶴根(ジアン・ホーゲン)」という名を授かり、改名。国民党の指導者、蒋介石(しょう・かいせき)も姜さんのお手柄を褒め称えた。だが、この記録は軍部の資料には載せられておらず、情報局の資料に残されているだけだという。(翻訳・編集/NN)
2009-03-10 11:31:15 配信

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