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空母搭載に露製戦闘機輸入 中国、交渉は難航

2009.3.9 10:00

 香港に拠点を置く軍事専門誌「漢和防務評論」最新号(3月号)によると、中国は国産航空母艦の搭載用にロシア製艦上戦闘機「スホイ33」を購入する交渉を進めているが、発注機数が14機と少ないためロシア側との交渉が難航している。

 ロシアの軍事企業筋が同誌に語ったところによると、中国側は当初「数隻の空母に搭載するため最大で50機購入する」としていたが、見本用にまず2機欲しいと申し出た。ロシア側は戦闘機の技術が転用されることを懸念。中国側は14機まで増やしたが、ロシア側はコストに見合わないと拒否している。特注機の生産ラインを立ち上げる最低発注機数は24機程度という。

 同誌は中国が今年から空母2隻の建造を本格化させると分析。中国が研究開発中の最新鋭戦闘機「殲11」などを艦載機として搭載するのは、時間的に間に合わないため最終的にはスホイを購入する可能性が高いとしている。(共同)

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