9日夜、千葉県銚子市で男女5人を乗せたワゴン車が民家に衝突し、運転していた67歳の男性が死亡、女性4人が重軽傷を負いました。男性は運転中に病死したとみられています。
9日午後7時半ごろ、銚子市の市道で直進していたワゴン車が突然、右側に曲がり民家に衝突しました。
この事故で運転していた小西国弘さん(67)ら5人が搬送されましたが、小西さんは病院で死亡、同乗していた女性が右手首の骨を折るなどして4人が重軽傷を負いました。
また、民家は外壁などが壊れたものの、住民にけがはありませんでした。
警察の調べによりますと、小西さんらは葬儀会社の従業員で、葬儀を終えて会社に戻る途中でした。
事故の直前に小西さんがうめき声をあげたのを女性が聞いていて、医師の診断の結果、小西さんの死因は心臓の病気だったということです。
警察は、小西さんが運転中に急に発症し死亡したとみて、事故当時の状況などをさらに調べています。(10日01:37)