【2009年03月10日06時08分 更新】


1.県内でも定額給付金商戦
 (03/10 06:05)

定額給付金の支給が決まったことを受けて、県内でも「給付金商戦」が、早くも過熱しています。買い物客らに人気の、福岡を往復するバスの旅。宮崎交通の通常の料金は、バスの往復だけで1万円。1泊すると、さらにホテル代がかかりますが・・・(宮交観光・桑山英之さん)「現地のホテルがついて8000円を切る価格、7980円でのご提供をさせていただいております。給付金内で非常にご満喫いただけるツアー」宮崎交通が企画したのは、その名もズバリ、「定額給付金で行こう!宮交観光の旅」給付金の金額以内におさまる手ごろな価格のバスツアーを、数多く取りそろえました。(宮交観光・桑山英之さん)「消費が低迷しているのは事実でしたので、せっかく給付されるものは、ぜひぜひ消費を盛大にしていただきたいと思っております」また、シーガイアでは、ホテルの宿泊に特別ディナーがついて、1人あたり1万2000円の宿泊プランを設定。10日から予約を受け付けることにしています。


2.宮崎市議会で論戦スタート
 (03/10 06:05)

宮崎市の3月定例議会は、9日から一般質問が始まりました。4月からの導入を控え、反対派の動きが再び活発化している地域コミュニティ税や、橘通りの公園化構想をめぐり、論戦がスタートしました。(徳満秀夫市議)「市民や、特に若者向けの周知はどうであったか、財政がひっ迫していないのに何故新税なのか、明解な答弁を期待したい」(津村市長)「あらゆる事業に取り組んだこの1年は、単なる周知期間というだけではなく、地域自治区と地域コミュニティ税が、これからの住民自治のおおきなバネとなれる充実した準備期間であった」津村市長は、このように答え、地域コミュニティ税について、この1年間で、市民への周知は、十分図られたとの認識を示しました。このほか、9日は、市民アンケートで、反対が6割に上った橘通りの公園化構想に関し、質問が相次ぎました。(鈴木一成市議)「市民の多くが望んでいない以上、社会実験および橘通りの公園化構想は、白紙撤回すべきである」(津村市長)「このような結果になったことを真摯に受け止めたいと思う。今後は急がずに慎重に、今回得られたデータを検証し、整理していきたいと考えている」橘通りの公園化について、津村市長は、「今月25日のフォーラムで、市民の声を聞きたい」などと述べ、今後も、検討を続ける姿勢を示しました。住民の間で、賛否が大きく分かれている地域コミュニティ税と、橘通りの公園化構想。市民が注目する一般質問の論戦は、3月12日まで行われます。


3.日南・串間の病院で結核集団感染
 (03/10 06:05)

県立日南病院と串間市民病院の看護師、あわせて10人が、結核に集団感染していたことが分かりました。集団感染したのは、70代の男性結核患者と接触した、県立日南病院の女性看護師8人と、串間市民病院の女性看護師2人のあわせて10人です。県によりますと、男性患者は、串間市民病院と日南病院で入院した後、去年12月に結核と分かり、死亡しました。その後、保健所で、男性患者に接触した2つの病院の職員と患者など、合わせて103人を検査したところ、日南病院の女性看護師2人が結核を発病していたほか、合わせて8人が、結核に感染していたということです。県では、結核を発病した看護師2人を、2月末以降、大事をとって自宅療養としていますが、感染した看護師から結核が広がる可能性は、きわめて低いと話しています。


4.最高裁、一木被告の訴追を請求
 (03/10 06:05)

高速バスの中で、女子短大生の下半身を触ったとして、逮捕・起訴されている福岡高裁宮崎支部の一木泰造裁判官について、最高裁判所は、9日、国会の裁判官訴追委員会に罷免の訴追を求めました。福岡高等裁判所宮崎支部の裁判官、一木泰造被告52歳は、2月8日、高速バスの車内で、隣で寝ていた女子短大生の下半身を触ったとして、準強制わいせつの罪で起訴されています。裁判官の身分は憲法で保障されていて、弾劾裁判を経ずに、罷免処分はできませんが、最高裁は、9日、一木被告の行為が、「裁判官としての威信を著しく失う非行にあたる」として、国会の裁判官訴追委員会に訴追請求しました。この後、裁判官訴追委員会が訴追を行い、国会の弾劾裁判所が罷免するかどうか、判断することになります。


5.長峯都城市長 次期市長選に立候補表明
 (03/10 06:05)

都城市の長峯誠市長は、来年2月に任期満了を迎える次の市長選挙に、再選を目指して、立候補することを9日、表明しました。(長峯誠市長)「まだまだ成すべきことがありますので、これらの課題にしっかりと取り組むため、次期市長選に出馬いたします」長峯市長は、9日の都城市議会一般質問でこのように述べ、次の都城市長選挙に立候補することを明らかにしました。長峯市長は、再選を目指す理由として、医療体制の構築や企業誘致を図るサブシティ構想などに、引き続き、取り組む必要があるためと説明しています。長峯氏は、都城市出身の39歳。県議会議員などを経て、2004年に、旧都城市の市長選挙で初当選し、合併に伴う、2006年の市長選挙でも当選しました。来年2月に任期満了を迎える都城市長選挙に立候補を表明したのは、長峯氏が初めてです。


6.妻を絞殺、夫に懲役13年求刑
 (03/10 06:05)

去年10月、西都市で、女性関係のトラブルから、妻を殺害した夫に対する初公判が、9日、宮崎地裁で開かれ、検察側は、懲役13年を求刑しました。この事件は、西都市の会社員、小山内清春被告39歳が、去年10月、自宅で、妻の由紀子さん、当時47歳の首を絞め、殺害したとして、殺人罪に問われているものです。9日の初公判で、小山内被告は、起訴事実を全面的に認めました。この後、検察側は、「口封じのために、殺害した動機は自分勝手で、強い殺意もあった」と指摘した上で、小山内被告に、懲役13年を求刑しました。小山内被告への判決は、5月12日に言い渡されます。


7.雇い止めホットラインに切実な相談
 (03/10 06:06)

年度末を前に、派遣切りや雇い止めに関する全国一斉の電話相談が、9日行われました。このうち、県内では、8人の担当弁護士が対応し、リストラされた後、生活保護の給付を拒否されたがどうしたらいいかなど、午後5時までに、7件の切実な相談が寄せられたということです。担当した弁護士は、労働者の相談などから、生活崩壊の実態を把握した上で、今後、法的な面からの支援策を考えていきたいとしています。


8.船長が行方不明、海に転落か
 (03/10 06:06)

9日午前、川南漁協所属の漁船「新海丸」の船長、甲斐国光さん66歳が、川南沖で操業中に行方が分らなくなりました。甲斐さんは、海に転落したものとみられていて、細島海上保安署などが捜索しています。


9.霧島に春の訪れ・マンサクの花咲く
 (03/10 06:06)

えびの高原に春の訪れを告げるマンサクの花が、今年も咲き始めました。黄色いひも状の花が特徴のマンサクは、霧島連山で、最も早く花をつける木として知られています。今年は、2月に暖かい日が続いたため、例年より2週間ほど早く開花していて、えびの高原に通じる県道30号線沿いでは、鮮やかな黄色い花が、春の訪れを感じさせています。また、マンサクが群生する霧島連山の大浪池周辺では、黄金色のトンネルが、登山客の目を楽しませています。マンサクの花は、3月中旬が見頃だということです。


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