2009年3月9日(月)「開局50周年記念」の基準は何?
先週の視聴率は、「ヘキサゴンUクイズパレード」が21.3%・「サザエさん」が21.0%と20%超えが2つあったのにもかかわらず、フジテレビはゴールデン・プライム・全日とも2位でした。先週はテレビ朝日がゴールデン17.3%・プライム17.4%・全日9.6%とすごく高いレベルでの3冠王でした。5日の「WBC 日本対中国戦」が28.2%・7日の「WBC 日本対韓国戦」が37.8%というのが効いています。それにしても予選のこの時期に37.8%とはすごすぎです。
盛り上がっているWBC(ワールドベースボールクラシック)ですが、他の地域でもラウンド1の試合が始まりました。サンディエゴで行われる日本と韓国が出場するラウンド2に入る2チームを決めるB組では、キューバが初戦で南アフリカを下しました。オーストラリアはメキシコに逆転コールド勝ちしました。この2チームが有力です。また、C組ではアメリカがカナダ、ベネズエラに連勝して、早々とラウンド2進出を決めました。D組はドミニカがオランダに負けるという波乱もありましたが、敗者復活でまずはパナマに大勝しました。プエルトリコとオランダの勝者が、まずはラウンド2切符を手に入れられます。
今夜もテレ朝が「WBC東京ラウンド1位決定戦・日本対韓国戦」を生放送しますが、ラウンド2進出は既に決まっているけれどもどれぐらい数字を取るか見ものです。ところでテレビ朝日が放送している「WBCラウンド1」の日本戦ですが、ラテ欄を見ると「開局50周年記念」という冠が付いているのに気づきましたでしょうか? 確かこの前放送した「2010FIFAワールドカップアジア地区最終予選」にも「開局50周年記念」の冠が付いていましたし、フィギュアスケートの「グランプリファイナル」にも付いていました。放送権料が高いスポーツ中継は全部「開局50周年記念」なのでしょうか?
しかしスポーツ中継以外にも「開局50周年記念」の冠がいろいろ付いています。ちなみにこんなのがあります。
・松本清張生誕100年「疑惑」
・「ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2008」
・相棒 元日スペシャル「ノアの方舟」
・ドラマスペシャル「鹿鳴館」
・日本初!地球テスト
・列島異変2008 異常気象&生物大発生
・ドラマスペシャル「氷の華」
・西村京太郎トラベルミステリー50山陽・東海道連続殺人ルート
・日曜映画劇場特別企画「スーパーマンリターンズ」
・ドラマスペシャル「告知せず」
・いきなり黄金伝説 メリーサバイバルクリスマス
・夢対決2009とんねるずのスポーツ王は俺だ10周年5時間スペシャル
・サザンオールスターズスペシャル真夏の大感謝祭
・50時間テレビ ※2009.1.30〜2.8
これだけではなく、まだあります。今年の2月1日はテレビ朝日の開局50周年記念日でしたから、その辺をまたいでの「50時間テレビ」に「開局50周年記念」の冠が付くのは理解できます。ちなみに開局50周年を今年3月1日に迎えたフジテレビで「開局50周年記念」の冠が付くのは、先日3夜連続で放送した「フジテレビ50ッス!」の特番3つと連続ドラマの「風のガーデン」と「ありふれた奇跡」だけです。近々放送のスペシャルドラマ「黒部の太陽」も「開局50周年記念」ドラマです。それに比べてテレ朝は、「開局50周年記念」が多すぎではないでしょうか? 冠の重みがありません。
「開局50周年記念」が付けられる基準って何なのでしょうか?
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