今日の夕焼け凄いきれいだなぁ。。。
本当は翔とこういう景色が観たい。
でも翔はきっと私のことお客としか思ってない。
本当は凄く怖いんだ。
友達でもないのに仲良くしてくれる。
初対面にまだ近いのに、昨日もドライブに連れてってくれた。
でも、もうこんなことさせちゃいけなかった。
あれ?・・・
エンジンの音が聞こえる。
まさか。。。来たの?本当に。
でも、まだ私には決心がつかない。
逢いたいけど、逢えない様な気がする。
家にいるって分かっていたのかな。
知らないのかな。
返事もないのにきたりして。。。
どうしたらいいか分からなくなっちゃうよ。。。
でも、せっかく会いに来てくれてるんだから、・・・
と思ったら、翔からメールが来た。
’勝手で御免、瞳に逢いたくて家まで来てしまった。
これからどこかに遊びに行かない?
今日、お店休みなんだ。
もし、遊べたら、メール返してくれるか、外に出てきてください 翔’
私は、もう、涙が止まらなかった。
ここまでしてくれるなんて。
やっぱり私会いたかった。
私は部屋の窓から翔を呼んだ。
「翔!」
翔を呼ぶと翔は爽やかに手を振って答えてくれた。
やっぱり、だめだ・・・こんなことされちゃ弱い。
私は急いで着替えた。
お気に入りのワンピースに。
翔、待ってて
今から行くからね。
最高の思い出を作りに行こう。