(cache) 小沢代表側が西松建設に請求書 ダミー団体献金で、違法性認識か  - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢代表側が西松建設に請求書  ダミー団体献金で、違法性認識か 

     西松建設の巨額献金事件で、小沢一郎民主党代表側が同社のダミーとされる2つの政治団体から献金を受ける際、西松建設に請求書を出していたことが8日、関係者の話で分かった。

     東京地検特捜部は、両団体からの献金は実際には同社から違法に迂回されたと、小沢代表側が認識していたことを示す物証とみて重視。小沢代表の公設第1秘書で資金管理団体「陸山会」の会計責任者大久保隆規容疑者(47)から請求書発行の経緯を確認するとともに、二階俊博経済産業相側など献金を受けたほかの自民党議員側にも同様のケースがないか調べている。

     ダミー団体は、1995年設立の「新政治問題研究会」(新政研)と98年設立の「未来産業研究会」(未来研)。

     捜査関係者によると、西松建設が新政研を設立する際、小沢代表側が同社側と事前に協議して了承。毎年2500万円前後を献金するよう調整していた、としている。

     西松建設関係者によると、献金先の振り分けや金額は小沢代表側が指定した上で請求書を作成。送付を受けた総務・経理部門を統括する管理本部が、ダミー団体の代表者である同社OBらに伝達し、指示通りに振り込ませていた。

     西松建設は99年ごろまでは、会社名義でも小沢代表側に献金。その際にも総務部が請求書を伝票の裏に張り付けて経理部に提出、振り込ませていたという。

      【共同通信】
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