広島市職員逮捕:生活保護打ち切り示唆、交際迫った疑い

2009年3月9日 21時54分

 生活保護打ち切りを示唆して女性に交際を迫ったとして、広島県警は9日、広島市中福祉事務所職員、垣野内紀之容疑者(42)=同市南区=を強要未遂容疑で逮捕した。容疑を認めているという。垣野内容疑者はケースワーカーとして昨年から被害者を担当していた。

 容疑は、交際を断られた直後の昨年9月下旬ごろ、女性(30)宅の玄関ドアをたたいて「居留守を使うな」などと大声で叫び、「生活保護辞退届」と書かれた紙を郵便受けに投函(とうかん)するなどして生活保護打ち切りの恐怖を与え、交際を迫ったとしている。【寺岡俊】

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