2009
- (3/7)
- 少し前からspiresの文献の表示がjournalそのものではなくDOIを経由する方式に変更になっている。systematicでいい方法かも知れないが、僕のまわりでは必ずしも浸透しきっていない印象があるのでエンドユーザーレベルで混乱が生じないかはきになる。
- (3/6)
- 今日はNさんのwall crossingの話。何度も聞いたし元の論文もそれなりに読んだので理解度が上がってきて嬉しい。speaker dinnerは10人の大勢だったが、そのうち8人が既にIPMUにいったことがあるというのはすごいことだ。IPMUについては最近嬉しいニュースも聞いたし、建物がどれぐらいできつつあるのかも気になる。
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今日はいろんな人と議論して、各々何をやるべきかがはっきりしてくる。宿題を出されてしまったので学生らしく頑張らなければいけない。
- (3/5)
- Osheroffさんによる講演があった。彼の講演は一度聞いたことがあったのだが、今回は科学の進歩はいかになされるかについて。
- (3/4)
- Caltechに来ているのでFeynmanの伝記を読んでみている。Feynman関連の本は"Surely you're joking..."をはじめとしていくつか既に読んだことがあったので正直あまり期待していなかったのだが、この本は予想以上に面白いし、徹底した文献/聞き取り調査に基づいて書かれているのは素晴らしい。読んでいて楽しいが、同時に自分が毎日こんな研究をしていいのだろうかということを考えさせられる。(ちなみにFeynmanのオフィスは今はS先生が使っている部屋だったらしい。そう言われてみれば他のfacultyの部屋よりも一回り広い気がする。)
- (3/3)
- (3/1)
- (2/28)
- ふと思い立ってMexicoの国境近くの街Tijuanaにいってみる。「ちょっと待って」「友達」「社長さん」などの日本語の呼び込みも多い。土産物屋さんで気に入ったものがあったので値段を交渉したら、
20->15->12->11->10ドルと値段がどんどん下がっていって結局8ドルになった(実をいうともっと下げる自信があったのだが
かわいそうな気がしたので止めておいた)。物売りの小さな女の子がよって来て、断ると悲しそうな顔をするのを見ると切ない。アメリカへの入国のチェックは厳重かとおもっていたら、みんなすぐに終わっていて空港よりも実はざっくばらんなように感じた。
- (2/27)
- Kerr/CFT対応のセミナー。まったく最近の文献をフォローしていないのだが、どうも思想的にはBrown-Hennaux->BTZの話にかなり近いようだ。某先生は意外にも以前日本で会ったことを覚えていてくれた。
夕食では学生の人に何をやっているか尋ねてアドバイスしたり、elementaryな質問にも丁寧に答えていて
教育者としても素晴らしい方だという印象を深くした。
- (2/26)
- (2/25)
- 今日はCaltechのinformal meetingで話した。informal meetingで話すのも
もう三回目だ。この内容自体ももう何回か話したのでかなり慣れてきた。いろんな人にvery clearといってもらえたのでよしとしよう。やはり黒板で話をするとパソコンの小さな画面に縛られないので気分がいい。
- ふと思ってこれまでの講演の数を数えてみたら数え方にもよるが50を超えているようだ。思い出してみればいまいちの講演も結構あったので、申し訳ないことをしたと思う。たくさん講演している割には講演はうまくならないし、質問で何を聞かれているのかしばしばわからなかったりする。早口になりがちなのもよくない。幸いにしてpositiveなコメントをいただくことも多いので、それを励みにして講演の質を上げていかなければいけない。
- アメリカ滞在も残り一ヶ月になってしまった。もはや研究の主戦場がこちらになってしまったので帰るまでに各種研究を何とか進めておきたいところ。
- (2/24)
- 論文を投稿した。結構いろいろなところで散々苦労したのだが、最終的には綺麗な論文にまとまったと思う。短い論文なので色々な方に読んでいただけるのではないかと期待している(一つ前の論文を読んでいなくてもかなり読めるはず)。この話は前回の続きだが、まだまだ考えるべきことがたくさんあるしさらに掘り下げたいところだ。
- (2/23)
- (2/22)
- 某さんが今年のTASIは弦理論でなくてがっかりしたという話をしていたので、Summer schoolを調べてみると、確かに今年はstring関係のものは少ないようだ。TASI, pitp, Les houches, cargese等は僕の知る限りstring関係のsummer schoolではない。僕が知っているのは、例えば(必ずしもstringに限定されないが)Perimeterのスクールくらいか。
- (2/21)
- 今週はCaltechでずっと議論だった。どの研究も一進一退だが、いくつかは徐々に決着に近づきつつある。
- こちらでは映画が安いので、時々気分転換にいってみている。英語だと時々聞き取れないが、やはり臨場感にはまさる。最寄りの映画館は徒歩5分で値段が2、3ドルで非常に安いし、Pasadenaのダウンタウンの方にも少なくとも3つは映画館がある。最近はFrost/NixonとSlumdog & Millionaireを見た。(追記:後者は下馬評どおりアカデミーでbest pictureに選ばれた。実際、パワーを感じさせる映画で、観客の評判もかなりよかったと思う。)
- DowntonのMitsuwaが閉店したらしい。
- (2/20)
- 今晩はいろいろ計算などしてみる。何度も似たような計算をやっているのに計算するまでどんな答えが出てくるのか分からないというのは物理が分かっていないということに他ならない。
- (2/19)
- (2/18)
- (2/13)
- group meetingでの
トークも無事終了。C^3の場合に時間を割き、一般的な
場合をそこから説明する構成にしてみた。
- これですべてのトークが終了。旅先ではいろんな方にお世話になりました。いろいろな人と話せたし、より直接には今回のことをきっかけにしていろいろ研究が広がりそうな気配なのでとてもよかった。
- 数学会のプログラムをみていて気づいたのだが、「マスコミ関係者から数学者へのメッセージ」なるセッションがあって面白そうだ。
- (2/12)
- (2/11)
- 研究を進めるべく、各所と電話&skypeで議論。セミナーは全部終わったのでゆっくりしようかと思っていたら、もう一度group meetingでよりpedagogicalに話すことになってしまった。気軽に引き受けてしまったが、より広くoverviewしようとするといろいろ用意しなければいけないことがあるわけで、一日かそこらですぐに用意できるかかなり微妙だ。
- LHCの予定のpress release。
- (2/10)
- Perimeterでのセミナー。何回かこの話でセミナーをしてきたが、全般にある程度すでに知識のある人には結構好評なことが多いが、それ以外の方にはtechnicalなpartが多すぎてわかりにくい講演だったかもしれない。最近はイントロにかなりの時間を使ったり、逆にややtechnicalな所に熱がこもったりと、ついつい自分の思いを抑えきれないせいなのかバランスがよくない。
-
もうセミナーの動画がアップロードされている(場合によっては読み込みに少し時間がかかるようです)。自分で聞いてみると今まで気づかなかった余計な癖とかがよく分かるし、今までいろいろ指摘されてきた欠点があんまり改善されていない。物理の内容もいまいちの部分があって、いろいろ改善点がある。ともかく録画してくれたPerimeterに感謝。
- (2/9)Bostonを後にしてWaterlooに到着。Perimeterはいろいろ噂に聞いていたが確かに豪勢だし、visitor programもよく準備されている。建物は僕のイメージとしては研究所というよりは大企業のビルに近い。お金の出所が企業だからそれも当然かもしれない。
- (2/8)休日だがMITのCTPの様子を見に行く。半分に素核宇宙、残りの半分に物性が入っていて渡り廊下でつながっている構造。分野ごとに固まらない雰囲気が良さそうだ。
その後は某さんのお宅で夕食をごちそうになる。
- (2/7)せっかくなのでボストンの町を散策。
カリフォルニアから来たせいかもしれないが、
なんだか日本に似ている気がした。港のあたりなどは横浜を思い出す。
- (2/6)今日はお昼にNさんがwall crossingの進行中の研究の話をしてくださる。仕掛けはかなり大がかりだがストーリーはわ
Last modified on Sunday, 08-Mar-2009 18:30:22 JST
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