岡山放送局

2009年3月9日 12時38分更新

無許可墓地の貸し出しで逮補

岡山市の石材店の経営者など男3人が市長の許可を得ずに市内で墓地を経営し、女性1人から墓地を借りる料金として120万円余りをだまし取ったとして詐欺などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは岡山市北方の石材店の経営者、藤本法文容疑者(60)ら男3人です。

警察の調べによりますと3人はおととし7月から去年10月にかけて岡山市草ヶ部で市長の許可を得ずに墓地を経営し市内に住む68歳の女性から墓地の区画の1つを借りる料金として、120万円余りをだまし取ったとして詐欺などの疑いが持たれています。

警察は去年12月に岡山市からの告発を受けて捜査を進めていましたが、容疑が固まったとして8日3人を逮捕しました。
調べに対し、3人は容疑を否認しているということです。

警察によりますと、この墓地では、およそ30の区画が貸し出され、すでに墓石がたてられているということで警察では、これらの区画の契約についても詐欺の疑いはないか藤本容疑者らを追求して、調べることにしています。