銚子市長解職の住民投票告示 市立病院休止が争点千葉県銚子市の市立総合病院の休止問題を争点に、岡野俊昭市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票が9日、告示された。 投開票は29日。有効投票総数の過半数の賛成で岡野市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。 公立病院の経営難は各地で問題となっており、地域の中核病院の休止をめぐる住民投票の結果は、全国的に影響を与えそうだ。 岡野市長は2006年7月、病院存続を公約に掲げ、初当選。しかし経営悪化と医師不足を理由に、昨年9月末に休止。反発した市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」(茂木薫代表)が今年2月、有権者数の3分の1を超える約2万3000人分の署名を集め、リコール請求した。 茂木代表は9日午前、銚子市内の事務所前で「大半の市民の気持ちはすでに固まっている」とあいさつ。岡野市長は「市を守るためにやむを得なかった」とのコメントを発表した。 【共同通信】
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