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2009年3月8日(日) 18:30 |
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明治に作られた輸出用洋食器展覧会
明治時代に日本で作られた輸出用の洋食器を展示した展覧会が、高松市美術館で開かれています。
伝統的な陶磁器に始まる日本の洋食器づくりは、明治維新の時代にヨーロッパの技術やデザインを取り入れて発展しました。 会場には、明治から昭和の初めにかけて作られた洋食器約250点が展示されています。 日本の洋食器は、第1次世界大戦で陶磁器の生産が、打撃を受けたヨーロッパなどに向けて輸出を広げ、今でも「オールドノリタケ」等と呼ばれ親しまれています。 この花瓶は、19世紀の末に、ヨーロッパで流行が始まったアールヌーヴォーを意識したもので、金を盛り上げる技法で豪華さを演出しています。 この展覧会は、3月29日まで高松市美術館で開かれます。
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