ライトサイクル ブログ

まず、パンク箇所の確認です。
このタイヤの場合、スローパンク程度の微細な漏れです。
タイヤの異物がめり込んでいる個所や、切れのあるところを重点的に探ると、穴はすぐ見つかりました。
部分部分に中性洗剤を希釈した洗剤液を塗布するか、水を張ってタイヤを入れることで、穴箇所の確認をします。
確認したら、印をつけましょう。（この作業では省略）




バルブコアを外します。
このホィールは、カーボンホィールですので、エクステンダーが付いていますが、バルブコアの抜けるタイヤでしたら、クリンチャーのチューブも含め、すべて同様の方法で作業できます。抜けるタイプと抜けないタイプの見分け方は、先端部のネジの色が違うことや、外すための2面があることで判別できます。
この作業工具は、4.4mmレンチで、シマノのホィールニップル調整工具です。




注入します。
今後のパンクにも備え、約30cc入れました。修理だけならもっと少なくてもいいでしょう。




注入したら、穴を下にして空気を半分程度入れます。
小さな穴なので、なにも出てきませんが、大きな穴ですと、薬剤が最初でてきます。




概ね10分程度で穴は完全に塞がれます。
それまでの漏れ量は僅かですので、走行開始には、そんなに待たなくてもいいような感じです。

ところで、このノーチューブ。
TUFOのシーラントと同じ匂いのものでした。
TUFOのシーラントは、以前から使用しています。
TUFOとの違いは、経過観察はこれからですので、ここでの判断は控えます。

サイクルモードで、ぶすぶす鋲を刺したノーチューブ処理したタイヤが話題になりました。
当店でも、コアの外れるチューブを指定されるお客様が増えています。
通勤用途とか、ツーリングでは、有用な製品ですので、パンク予防にどうぞ注入してみてください。