パレスチナ情報センターで、活発な活動を展開されている、早尾貴紀氏からご寄稿いただいた。
「資料庫」にアップしたので、是非ご参照いただきたい。 早尾貴紀「佐藤優氏のイスラエル支持について」 http://gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-17.html 早尾氏の文章は、シオニスト左派を日本の知識人・メディアが持ち上げることの奇妙さの指摘など、大変示唆的なものである。詳しくは全文を読んでいただきたいが、ここでは、当ブログとの関係上、あまりにも当たり前の以下の一節を引用しておこう。 「反動的で差別的な佐藤氏の価値観を共有するメディアが彼を重用するのは当然だろうが、金光翔氏が繰り返し指摘しているように、なぜに佐藤氏が左派・リベラル陣営を自任するメディア(とくに『世界』『週刊金曜日』)にも頻繁に登場するのか。この点については、強い違和感を覚える。 もちろんメディアを使い分ける佐藤氏が、そうした左派メディアで「パレスチナを占領しその人びとを殺戮するのは正しい」などとは言わないだろうが、よそで言っているだけだからといって執筆させるのは無責任ではないのか。(中略) 左派メディアには、今度佐藤氏が書くときには、ぜひともパレスチナ/イスラエル問題へのスタンスを問うてほしいものだし、それに対する編集部の見解も示してほしいものだ。」
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