小沢代表辞任、61%が求める 説明納得せず78%共同通信社が7、8両日に実施した全国電話世論調査で、西松建設の巨額献金事件をめぐり民主党の小沢一郎代表が続投の意向を表明したことに対し「代表を辞めた方がよい」との回答が61・1%と続投支持の28・9%を上回った。公設秘書の逮捕を受けた小沢氏の説明を78・4%が「納得できなかった」と答え、「納得できた」は12・4%。麻生内閣の支持率は16・0%と先月17、18両日の前回調査から2・6ポイント微増し、不支持率は70・8%だった。 国民が「政治とカネ」の問題に厳しい認識を示し、上り調子だった民主党に厳しい結果となった。一方、麻生内閣への期待も広がらず、困難な政権運営が続きそうだ。 麻生太郎首相がいつまで政権を担当するのが望ましいかについては「すぐ辞めるべきだ」が26・8%。「2009年度予算が成立するまで」が32・3%、「通常国会が終わる6月ごろ」は23・4%で、計82・5%が今国会閉会後までの退陣を求めた。 望ましい衆院解散・総選挙の時期は「今すぐ」26・7%、「通常国会が終わる6月ごろ」45・6%。「9月の任期満了」は21・2%だった。 政権の枠組みでは「民主党中心の政権」が望ましいとの回答が前回より9・9ポイント下がったものの43・5%で「自民党中心」の31・6%をリード。 麻生首相と小沢氏の「どちらが首相にふさわしいか」は、麻生氏が前回比5・2ポイント増の25・6%。小沢氏は12・8ポイント減ったが33・6%と麻生氏より優位に立っている。 政党支持率は、自民が28・6%で民主の27・4%を逆転した。自民が上位になったのは昨年12月の調査以来。ただ衆院選比例代表の投票先は民主33・9%で、自民の26・7%を上回った。 【共同通信】
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