2009年3月8日 21時49分更新
日本司法支援センター、いわゆる法テラスの岡山地方事務所では外国人が法律相談を受けやすいよう無料で通訳をつける制度を試験的に始めました。
法テラスは、すべての国民が気軽に法律相談ができるように国が設立した法人で相談者の収入が一定以下の場合無料で相談を受けることができます。
しかし、外国人の場合はこれとは別に通訳の費用がかかってしまうため、岡山を含む全国11か所の法テラスでは、在留資格のある外国人が法律相談をする場合に通訳の費用も無料にする制度を試験的に始めました。
この制度を利用して、法律相談が受けられるのは英語や中国語、それにポルトガル語など、7か国語だということです。
法テラス岡山によりますと、今回の試験的な運用の利用状況などを検討した上で、大きな問題がなければ来月から本格的に制度を導入することにしています。