先月7日、守山市の旧中山道沿いにオープンしたギャラリー「アートスペース　ひらき」を訪ねた。
このギャラリーは舟橋明男さん、久子さん夫妻が自宅敷地内に建てたもので、屋根にある風見鶏が目印。

2月15日（日）まで次男・開（ひらき）さんの写真展と全国から集めた「さをり織り展」が開催されている。

開さんは子どもの頃から鉄道が好きで写真を撮り始め、鉄道以外の写真も撮るようになっていった。高校では写真部、大学では写真学科に所属し数々の賞を受賞している。
しかし開さんは27歳のとき交通事故にあい他界。遺品の中には個展の応募用紙や多くのネガがあった。叶えられなかった写真展を開いてたくさんの人に見てもらいたいと、今回の写真展を開催することになった。

また、久子さんは以前住んでいた高知県でさをり織りの工房とギャラリーを主宰。そのときに交流のあった人たちの作品や久子さんの作品が展示されている。
「さをりは自分が感じたままに表現できるお手本のない世界です。これからも年に何回か展示期間を設ける予定です」と久子さん。
水曜日、土曜日、日曜日は、さをり織りの体験もできる。

アートを身近に感じてもらうため、今後は多くの人に展示室を提供していくとのこと。
さっそく2月28日、3月1日には「写真展　今宿のおひな祭り」が開催される予定だ。

気軽にアートを楽しんでみよう。


【今後の作品展】
■2月15日（日）まで
舟橋開の入賞写真展＆さをり展

■2月28日（土）、3月1日（日）
写真展　今宿のおひな祭り
　　
■3月8日（日）〜5月10日（日）
「ばあちゃんの店」舟橋開写真展

■6月7日（日）〜7月26日（日）
「花に恋して！さをり展」高知さをりひろば

※2階には舟橋開さんの作品を常設展示

★アートスペース　ひらき
守山市今宿2丁目14-5
開館時間：10：00〜18：00
休館日：月曜日
入場：無料
駐車場：あり


●お問い合わせ
アートスペース　ひらき
TEL＆FAX：077-535-4737