旅行大手が3―4月出発分の台湾旅行を大幅に値下げしている。日本旅行はパック旅行の最低料金を前年比2―4割、エイチ・アイ・エス(HIS)は1―2割下げた。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き下げで海外旅行は全般に安くなっているが、韓国旅行は人気が高くホテルなどが予約しにくいため、台湾旅行の値下げで代替需要を取り込む。
3月出発の台湾行き価格は、HISが2泊3日で2万5800円から(燃油サーチャージ込み)。同時期の韓国行きよりも7000円安くした。日本旅行も2万3800円から(燃油サーチャージは別)にして、韓国行きの最低料金より5000円下げた。両社とも、4月出発分はさらに値下げした。
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