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高橋名人:東大でファミコンブームの内幕を講演 「ゲームは1日1時間」が問題に?

アイフォーンを手にゲームの魅力を語る高橋利幸さん
アイフォーンを手にゲームの魅力を語る高橋利幸さん

 ファミコンゲームの「16連射」で子供たちの人気を集め、「高橋名人」の愛称で知られる高橋利幸さんが6日、東京都文京区の東京大で、「名人の目から見たファミコンブーム」と題して講演した。

 ハドソン社員の高橋さんは、ゲームコントローラーのボタンを1秒間に16回連打する「16連射」で話題を呼び、テレビアニメ「Bugってハニー」(日本テレビ系)や、ゲームソフト「高橋名人の冒険島」にもキャラクターとして出演した。現在はハドソンで、「名人」の役職を持つ。

 講演では、ブームが最高潮だった85~86年を振り返ながら、有名な「ゲームは1日1時間」の誕生秘話にも触れた。高橋さんは、イベント会場を埋め尽くした親子連れを見て、「ゲームがうまくなりたいなら、1日1時間集中してプレーし、後は外で遊ぼう!」と思わず言ってしまい、役員会で問題になったことを明かした。最終的に「ゲームは1日1時間」が会社の方針として標語になったという。高橋さんは「ゲーム業界として(シューティングゲームという)ジャンルを死滅させてはいけない。ゲームの持つ遊びの核の部分を大事にしてほしい」と、会場を訪れていた若いゲーム開発者たちにメッセージを送った。

2009年3月8日

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