【2009年03月07日18時07分 更新】


1・学生が県の財政白書を作成
 (03/07 15:43)

宮崎大学の学生が手がけた県の「財政白書」が、このほど完成し、宮崎市で発表会が行われました。この白書は、宮崎大学の「学生による財政白書づくり」のメンバー6人が製作したもので、この25年間にわたる県の財政状況の推移がまとめられているほか、独自に行った県民アンケートや、学生からの提言も盛り込まれています。7日は、宮崎市で発表会が行われ、メンバーを代表して、宮崎大学3年の村野裕さんが、県の歳入や歳出などについて、他の県と比較しながら、国の三位一体改革により地方の財政が厳しくなっている現状を説明しました。また、白書の製作は、メンバーが、北海道夕張市の財政破たんに衝撃を受けたことがきっかけとなっていて、村野さんは、「もっと行政に対する関心を高めてほしい」と訴えました。(宮崎大学3年・村野裕さん)「これからの時代は、夕張市のような自治体すら財政破たんする時代であり、自分たちで考え、意見できるようでなければ、三位一体の改革に代表されるように、いいように振り回されてしまう」こうした独自の財政白書が製作されたのは、県内では初めてということで、メンバーは、東国原知事にも白書を見てもらいたいとしています。


2・城下町・飫肥で人力車サミット
 (03/07 14:53)

日南市の城下町・飫肥で、人力車サミットが開かれ、観光客の人気を集めました。この催しは、人力車の魅力を知ってもらおうと、地元のボランティア団体が初めて企画したものです。サミットには、地元の人力車6台に加え、都城市と熊本市からも、それぞれ2台が参加、あわせて20人が引き手となって、無料で観光客をもてなしました。春を思わせる晴天のもと、体験乗車した家族連れなどは、武家屋敷や石垣など、情緒あふれる街並みをゆったりと楽しんでいました。(観光客は)「姫になったような気分です。」(外国人は)「サイコー!」この人力車の無料体験は、8日も行われることになっています。


3・大新潟展開催にちなんで「佐渡おけさ」
 (03/07 17:29)

宮崎市の百貨店で開催中の、新潟県の物産展にちなんで、新潟民謡の「佐渡おけさ」が披露されました。これは、現在、宮崎市の宮崎山形屋で開かれている、新潟県物産展に合わせ、現地の文化に触れてもらおうと、初めて行われたものです。7日は、新潟県佐渡島の出身者でつくる、「若波会」のメンバーが、三味線や太鼓などの演奏にあわせて、民謡「佐渡おけさ」を披露しました。会場では、訪れた人たちが、メンバーと一緒に、踊り出す姿も見られました。新潟の食や文化が味わえる「大新潟展」は、宮崎山形屋で、9日まで開かれています。


4・フラワーフェスタ前に植栽作業
 (03/07 11:41)

こちらも春らしい話題です。3月14日から始まるフラワーフェスタを前に、宮崎市の青島で、花の植栽作業などが行われています。これは、フラワーフェスタを盛り上げようと、青島地区の住民、約130人が、ボランティアで行っているものです。7日は、青島から内海にかけての国道沿いや観光地で、花の植栽が行われ、ゼラニュームやペチュニアなど、約1万1千本の花々が次々に植えられ、春らしい雰囲気が漂っていました。また、道路などの清掃作業も行われ、フラワーフェスタを迎える準備が着々と進んでいました。宮崎の春を彩るフラワーフェスタは、こどものくにをメイン会場に、3月14日から5月10日までの58日間にわたって開かれます。


5・都城市立美術館所蔵作品展 春の祭典
 (03/07 10:50)

春の到来を前に、都城市では、春にちなんだ絵画などを集めた作品展が開かれています。都城市立美術館で開かれている「春の祭典」は、美術館収蔵の、約1000点の美術品から、春にちなんだ絵画などを集めたもので、55点が展示されています。会場には、都城市にゆかりのある画家の作品も多く展示され、山田新一の油彩「春の花」や山内多門の日本画、「梅二題」など、さまざまなジャンルの作品を見ることができます。なかでも、益田玉城の美人画、「桜下傘美人」では、桜の木の下を歩く女性の姿を春らしく艶やかに表現しています。収蔵作品展「春の祭典」は、都城市立美術館で4月26日まで開かれています。


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