舞台「VOICE」の主人公・大木優紀アナらに先輩アナがバッサリ駄目出し
テレビ朝日アナウンサーが総出演する舞台「VOICE6」が2月28日、東京・草月ホールで公演され、同日、ゲネプロが公開された。
テレビ朝日のアナウンサーたちがテレビとは違う表情を見せる、舞台シリーズの6作目。これまでは朗読劇を行ってきたが、今回は「ヴィーナス・エスケープ」と題し、アナウンサーたちがそれぞれの役柄を演じる“演劇”へと発展。ストーリーは、テレビ朝日アナウンサーとして、「ちゃんと思いを伝えられているか」ということに悩んでいた大木優紀が、ある日謎の空間で捕らわれの身に。そこには、市川寛子、前田有紀ら同僚たちも捕らわれており、想像を絶する理不尽な訓練と、厳しい看守たち(小木逸平、萩野志保子ら)が待ち受けていたというものだ。
主人公を演じた大木は「お芝居は大の苦手。自然にと言われれば言われるほど自然にできなくて、監督に細かく指導していただきました」と感想を。
前田も「先輩たちはアドリブする余裕があるけど、わたしたちはせりふを覚えるだけでいっぱいいっぱい。感動的なシーンを演じていても、お客さんに引かれなかったか心配でした」と慣れない“女優”業に苦労した様子だった。
また、市川は「せりふや間をとちると、大木がフォローしてくれたりして。協力してできたと思う」と、大木の“座長”ぶりを絶賛。しかし、ストーリーテラーを務め、アナウンサー指導も務める田畑祐一は「全然駄目! これで満足しちゃいけないからね!」と厳しい感想を話し、出演者らは引き締まった表情になっていた。