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J1初勝利、モンテ山形圧巻 磐田に6−2

2009年03月07日

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2−2の後半分、右サイドを破ったMF宮崎が中央へ送り、FW長谷川が走り込み決勝の3点目を挙げる=静岡県磐田市のヤマハ

 サッカーJ1モンテディオ山形は7日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで磐田と対戦。先制されたものの終盤の猛攻で6―2(前半2―1)と逆転、歴史的なJ1スタートの開幕戦を、クラブ史上最多得点での白星で飾った。

 立ち上がりから磐田のパス回しに耐える展開。前半17分、相手MFの突破に対応できずDFレオナルドがペナルティーエリア内で痛恨のファウル。PKで先制点を献上した。その後もパスミスが目立つが、同36分DF石川のFKに合わせたMFキムが同点弾。2分後には、FW古橋のダイビングヘッドで勝ち越した。

 ところが後半18分、クロスへのクリアが小さくなったところを詰められて追いつかれる。それでも同30分、途中出場のMF宮崎が右サイドを破ってパス、FW長谷川が再び勝ち越しゴール。その後も同35分にMF北村、修了間際にレオナルドがヘッド、さらに長谷川の自身2点目となる追加点で突き放した。

 次節は14日、NDスタで名古屋と本拠開幕戦を戦う。

 ヤマハスタジアムには県内外から多くのサポーターが詰めかけ、約1200人がアウェースタンドを青色に染めた。なかには試合開始を待ちきれず、感極まって早くも涙を流す人も。

 立ち上がり先制を許す展開に、サポーターも磐田ファンの声援に押され気味。しかし、前半途中に同点に追いつくといつもの勢いを取り戻し、選手と共に初のJ1の試合を戦いきった。

 磐田ファンの友人と訪れたという、山形県出身の大学生、佐藤文昭さん(19)は「あんなに点をとってくれるなんて、信じられない。山形に生まれて良かった。J1はやっぱり緊迫感が違いますね」。

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