ニュース: 政治 RSS feed
【グローバルインタビュー】田母神元空幕長、国家観や日米関係のあり方を熱く語る (2/5ページ)
このニュースのトピックス:次期衆院選
−−ロスでの講演会は満席でした
「ほとんどの日本人は、祖国日本をいい国だと思いたい。それは自然な感情だ。特別な洗脳教育を受けない限り、だれでも自分の国には自然に愛着を持つ。ところが、日本は戦後、自分の国は悪い国だという教育を一貫してやっているから、ねじまがっている」
−−講演会である女性が「日本はいい国だと本当に思っているが、日本に帰ってそんな話をすると、なぜか場の空気が白けてしまう。どうしてだろうか」との質問をしていたが
「日本には、素直に自分の国への愛着を表現することを邪魔する何かがある。だから、日本から離れて米国で暮らしている人の方がむしろ、素直に愛着を口にすることができる、ということもあるのではないか」
−−保守の側として、米国とのつきあい方、日米関係は
「私は、アメリカが好き。しかし、日米は対等な関係にならなければならない。戦争が終わって圧倒的な国力の差があったときに、日本が米国に守ってもらうという形で関係が始まった。以後、そのままでずっときている。集団的自衛権もだめ。自分がやられたときは助けてくれ、しかし、あんたがやられても助けない、と。これはおかしい」
このニュースの写真
関連ニュース
- 「偏っているのはあなた」 田母神元空幕長が石破氏を批判
- 田母神氏、講演引っ張りだこ 「言論タブー」照らし出す
- 【政論探求】「田母神論文」が突きつけたもの
- 【グローバルインタビュー】日米首脳会談の成果は? デービッド・アッシャー元国務省上級顧問(東アジア担当)に聞く
- 【グローバルインタビュー】「ロシアのオバマ」は生まれるか 露英字紙のナビ・アブドラエフ記者に聞く「ロシアの変質」
- 【グローバルインタビュー】アジア選択は政権の視点に合致 米外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員
- 【グローバルインタビュー】オバマ政権の北朝鮮政策、前政権とどう違う? バルビーナ・ホワン前国務省東アジア太平洋局上級顧問に聞く