東京都立小松川高校(江戸川区)の進路指導担当教諭が都内の私立大学への指定校推薦が決まった女子生徒から預かった願書を出し忘れ、生徒が受験できなかったことが7日、わかった。同校は生徒本人と保護者に謝罪した。
同校によると、生徒は都内の私立大学の指定校推薦入試を受験するため昨年10月下旬、願書を担当教諭に提出。11月30日の試験日の3日前になっても受験票が届かないことを不審に思った生徒が学校に相談したところ、願書が職員室内にあり、大学側に提出されていなかった。
高校側は大学に事情を説明したが、出願期限を過ぎていたため、生徒は受験できなかった。生徒は一般入試で受験し直したが不合格となった。ほかの大学は合格したという。(20:21)