将 棋 の 話
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まじめな私
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ネットは冷静に

 女流棋士達、特に若い人が明るく、積極的で楽しそうです。みんなで力を合わせて仕事を外部から取ってくる。あるいは西村専務の女流担当理事の地道な努力が報われてきたのでしょう。新人の渡辺弥生さんも嬉しそうです。
 こうなると面白くない人が出てくるんですね。堂々と悪口を言った(書いた)のには驚きました。
 今回は私が自身のホームページで書くにとどめておきますが、本人の反省とそれなりのご挨拶をしてちょ。

 突然に私が登場してきました。どうしてそうなったのか理解に苦しむ。しかも作り話を実話のようにして巧妙です。ネット社会は恐い。
 私が女流棋士はロクでもないと言ったとありますが、嘘です。このような表現をすればどうなる立場かわきまえている人間が、そんなことを言うわけがありません。いかにもありそうなこと風に書いてある。しかも女流の名前を出して、あたかも個人的に興味があるように悪意を持って書いている。
 私は女性が好きですが、相手の女流3人のためにも削除しておいてちょ。「ウソを書いている訳ではない」とありますが、大丈夫ですか。

 将棋連盟は小学生並みの運営とある。やっぱりこれは問題ではないですかなぁ。西村専務とのやりとりも面白いです。
 今のうちに全文削除して「このような失礼なこと、ウソや、自分に都合の良い文章に作って公表する等々は今後致しません」と申し出て下さい。

 2月13日までですぞ。本人には連絡しておきます。尚、私はホームページ上には会食した人の名前など、相手に迷惑がかからないように配慮しているつもりですが、あからさまに悪口はいかがなものか。

インターネットとブログ

 タイトル戦のネット中継と個人のブログについて書きます。前半が公。後半は個人的なものです。長文ですが終いまでお読み下さい。

■日本将棋連盟の実力
 昨年の竜王戦は全七局でアクセス数が7600万ページビューでした。これは最多記録でしょう。読売新聞社が主導ではありますが、日本将棋連盟もネット中継は自前で全て参加致しました。
 第一局はパリ。職員の技術者が同行しましたが、これはハードの面とソフトの面の両方が大丈夫に出来る人物でないと一人では務まりません。
 パソコン入力は女流棋士。それに梅田望夫先生とその助手が居て、全員でチームワークも良く無事に終了しました。
 解説は佐藤康光他私も含めてプロ棋士が随時協力しました。もっとも私のは解説というよりは面白おかしく表現したもので、却ってじゃまだったかもしれません。

 今期の棋王戦は佐藤康光VS久保利明。その一局目は日本将棋連盟が全て責任をもって中継致しました。
 当日は300名を」超す人が大盤解説を聞き、50名が生の対局観戦。ライブも熱氣があり、ネット中継も多くの人々に楽しんでもらえたと確信しております。
 これからはネットのスタッフの他にネット専門解説棋士を謝金つきで派遣してチームで中継を目指しております。2月9日、10日と将棋会館内にて連日会議と方針決定。いくつものチームを作り上げます。勿論組み合わせがありますが、一年中365日ネット中継がありましても、日本将棋連盟はどこにも、誰にも負けないことが出来る態勢です。
 各社にもこのことを強くPRしてゆくことも大切なことと思います。これからも宜しく。又、協力してくれるスタッフも募集しますのでお申し出下さい。


■個人のブログ
 2月13日が締切りでした。先週の続きを記載します。mtmtなる人物のブログに関する私の見解と今後について述べます。
 事の起こりは2月5日の私の日記らしいです。前日に理事とストーカーの怒鳴り合いがあったとある。その日は確か4組くらいの話し合いをしていたと思います。しかし私は理事の名前も、ストーカーの名前も記載してはいません。
 正直言って、将棋界の女性との個人的おつき合いを吹聴したりブログで書いたりしている男が居て、相談されていることは事実です。しかしその人物が誰であるかは書くことはしません。
 mtmt氏は自らが過敏に反応されたのです。しかも理事とのやりとりを記載している。これはストーカーなどとは全く無縁なのに心外であるからか、あるいは思い当たるので過剰反応されたのか。私には分かりません。
 相談されたのですから、ストーカーの氏名は判明しております。「それは自分のこと」と思われるのは自由ですが、私は「誰である」と書いてもいないしヒントも与えてはおりません。

 mtmt氏は女流棋士3名の名前をあげ、以前に私と酒を飲んだ時のことを書いておられます。人間性を疑うというよりもいけないことです。今のうちにこの部分だけは削除して、当事者の女流棋士にはお詫びしをして下さい。
 更には弁護士の名前も登場しました。楽しく酒を飲んでの会話を自分の都合よく表現してネット上で記載というのはいかがなものでしょうか。「女流はロクでもない者ばかり」という部所は削除しなさい。だいいち、それでいて胸がキュンとなる女流棋士が何人か居るということと整合性がないではないか。
 胸にしまっておくこと、書いてはならないこと、他の人を不幸にさせたり迷惑をかけないという心掛けでよろしく。

 許せないのは日本将棋連盟の運営が子供じみたものと断定したこと。会長の私は小学生とあり、いやそれ以下とある。理事会は全会一致でこの記載には対処します。
 開かれた理事会を標榜しており、毎月1回棋士会を開き、別には各種委員会を開いて提言、苦言、要望を話し合っております。理事はプロ棋士の投票で選ばれており、全てがオープンです。mtmt氏の書いたことは全職員への侮蔑でもあり、投票したプロ棋士への挑戦でもある。
 新聞棋戦は私が署名捺印して契約します。棋戦の契約相手は理事会をmtmt氏と同じように見ているのか、これから然るべき方法でお尋ねして参ります。
 組織は会長をトップにして動きますから、これは個人ではなく職員も含めた社団法人への挑戦です。今のうちに削除して下さい。そこでご挨拶をして下さい。
 私個人に対するものは甘受致します。私は裸の王様であり、晩節を汚さないように心掛けます。

 棋戦のインターネット中継は新聞社の速報版でもあります。それは新聞記事であることを忘れてはなりません。対局の棋譜という真実に基づいての速報である。ネット中継に携る者は、新聞記者としての仕事ぶりが求められることは絶対です。これは日本将棋連盟のスタッフ一同にも共通認識として肝に銘じて仕事にとりかかるようにしております。
 ネット中継は新聞記事と同様に、信頼出来る人が携わるべきです。創作したり、公平さを欠いたりすることは新聞社が困らないのかどうか。各社の責任者におたずねして参りたい。勿論担当者同席です。
 その時の話し合いの中味は全文ネットへ載せるべきなのでしょうか。それとも書いてはいけないんでしょうか。私は小学生並みですのでね。

mtmtなる人物

 今週もちっとも面白くない話です。来週から全く別の話を書いていきたいと思います。読み終わったら「まじめな私」で歌を歌ってくだされ。

 一介のネット中継者に過ぎない(失礼)松本博文氏(通称mtmt)に対して団体の長である私が目くじらを立てるのもおかしいと思われるかもしれません。これからの将棋界、ネットの在り方、倫理について極めて大事ですので今回きちんと書いておきます。

 おかげさまで日本将棋連盟は理事8名が結集しただけでなく、職員との距離も縮まり、新しいネット社会に即応出来そうになってきました。

 時系列に書きとどめます。2月5日に私が日記にストーカー云々と書きました。これが誤解のもと。mtmt氏は、それは自分を指すものと思い込み、自らがそれに該当するかのように自分自身のブログで書く。女性の名前が出てきますので、これはハタ迷惑でしょうから、「削除しておわびを」と私がコメント。
 削除はしたようです。ストーカーは別の人の話だったのですけどね。

 削除の変わりに昨年か一昨年かの酒の席での話を脚色して記載。このようなことをするのは友人を増やすのか減らすのか、好かれるのかどうか。私の頭ではわからない。

 決定的なのは契約社員だった頃のことを脚色して書いたことです。業務上知り得たこと、あるいは職場のことを悪意をもって書いてはならない。この禁を犯したのです。おまけに将棋連盟は小学生並みの経営とか。このような人物に対してどう対応すべきか。


 会長の私は心のひろーい人間ですから、このままでも構いません。しかし他の理事も職員も燃えてしまったようです。
 竜王戦や棋王戦第一局に見られるように、日本将棋連盟のインターネット中継の実力は群を抜いています。しかし現状よりも飛躍した形態も考えております。これからはプロ棋士、パソコン操作する者を育成して、チーム力を更に高めて参ります。
 多くの職員からも提言があり、スタッフの中にプロ棋士参加が必須ですかね。ネット中継は倫理が必要と痛感しました。
 以上、本日は会長の責任に於いて、きちんと書き留めました。

女流棋士

 日本将棋連盟所属の女流棋士は40名です。正直言って、内緒ですがね。私は全員の顔と名前が一致していないんです。
「あの女流とこの女流を良く間違えるんだけど」
 アホちゃうかと言う人も居れば、私もですと言う人も居る。そこで私は考えついたのです。私は会長だということをうっかりしていた。女流棋士にそれぞれの活躍の場を設けると同時に彼女等と話し合い、コーヒー、食事を共にする。役得、役得。
 あっという間に、その若さがはち切れた感があります。凄い力ですねぇ。いろいろなアイディアが湧き出てきます。
 ところで皆さん。女流棋士達をサポートして頂けませんでしょうか。会長の私がお願いするのも氣が引けますが、彼女達を支えて欲しいのです。
 どうするの?
 サポート会員を募集して、その会員になって頂く。年会費は千円から一千万円まで。
 ハイ。私も会員の一人になります。いろいろ考えた末、私は年3万円でどないです?あなたもどうでっしゃろ。

女流棋士

 女流棋士達が元氣です。そんな氣がします。
 3月5日の女流名人位戦の控室には女流がいっぱいいました。LPSAの人もいた。
 そこで谷川治恵女流棋士会長から中井広恵代表理事に文書を手渡しました。女流は女流同士でやってちょ。
 3月3日のA級順位戦の日に、錦織淳弁護士名で緊急声明が出されました。「これは中井さんも承知のことでしょうか」。文書で回答をとなっているようなので、3月9日頃に持参されるかもしれません。

 錦織弁護士の文面は、日本将棋連盟にとっても朝日、毎日両新聞社にとっても穏やかでいられないものです。法律には弱いのでね。こんな時は専門家に聞くのが一番。宗像紀夫先生。それに親しい平沢勝栄先生。
 理事全員と職員も「安心して下さい」にホッ。これからの作戦も教わってきました。愉快愉快。

■自主運営棋戦
 女流の研修のための棋戦が誕生します。若手の女流達が全部手作りで決めた。ここに実は大きな意義があるのです。大筋でいろいろ決まったようですが、自力で頑張ったことが偉い。
 「WEST HOLLY CUP」が正式名です。対局数を多くするためにリーグ戦です。決勝戦は上海で行う。賞金と観光です。私も勿論相談されましたが、「本当に金が出るんですか」という念押ししただけ。ハイ、出します。といっても私個人の金でも日本将棋連盟の金でもない。女流のお金つまりはファンのご好意です。感謝あるのみです。
 女流棋士のホームページも美人揃いで楽しいものになっています。ご覧下さい

http://lppg.shogi.or.jp/