病院と開業医が協力する県内初の「病-診連携休日急患診療室」が4月から、御坊市の国保日高総合病院に開設されることになり、同病院で関係者による調印式があった。
同診療室は、御坊広域休日急患診療所が3月で休止になるため、同病院と日高医師会が連携し、小児科医を除く医師約40人が輪番で診療にあたる。日曜・祝日は午前10時~午後4時、土曜日は午後3~8時。
調印式では、森脇宏・同病院長、塩路信人・日高医師会長、野尻孝子・県日高振興局健康福祉部長が署名し、協力を確認した。森脇院長らは「救急医療のあり方が社会問題になっているなか、総合病院と街の開業医が連携する初の取り組みとして、皆さんの期待に応えていきたい」と話した。【山中尚登】
毎日新聞 2009年3月7日 地方版