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覚醒剤500キロ密輸容疑 兵庫県警など 会社役員ら逮捕

 福岡県内の港から平成19年12月と昨年11月、大量の覚醒(かくせい)剤が密輸された事件で、兵庫、福岡両県警などの合同捜査本部が、覚醒剤約500キロ(末端価格約300億円)を密輸したとして、麻薬特例法違反(規制薬物としての密輸)の疑いで、会社役員の嶋田徳龍被告(40)=覚せい剤取締法違反罪(営利目的密輸入)で起訴=や嶋田被告のおいで東京都板橋区の職業不詳、嶋田幸太郎容疑者(22)を逮捕していたことが5日、分かった。捜査関係者が明らかにした。

 これで嶋田被告らの密輸総量は計約800㌔となった。捜査本部は、嶋田被告が日中の犯罪組織を仲介する大物ブローカーとの見方を強め、覚醒剤が暴力団関係者に流れたとみている。

 捜査本部の調べなどでは、嶋田被告らは19年12月、覚醒剤として入手した結晶約500キロを貨物船で運び、福岡県苅田町の苅田港から密輸した疑いが持たれている。嶋田被告らは否認しているという。

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