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小沢氏、全面対決から軌道修正 検察批判「訂正はする」

 民主党の小沢一郎代表が6日、西松建設の巨額献金事件を巡る検察当局などとの全面対決姿勢を微妙に軌道修正した。党内に進退を含め厳しい見方が出始めていることを踏まえ、説明責任を果たす姿勢を示した格好だ。

 小沢氏は同日午後、党本部の自室を出た後、記者会見以外では無視していた記者団の前に立ち寄り、約15分にわたって質問に答えた。検察批判に党内でも慎重論が出ていることには「言葉遣いがまずかったのかな。訂正はいくらでもする」と釈明。「不公正な検察権力の行使」と色をなした4日の記者会見とは態度を一変させた。参考人聴取などにも応じる姿勢を示した。

 もっとも、公設第一秘書が逮捕された事件は「秘書に任せている。個々の一つ一つの献金については分からない」「収賄の被疑者のような報道をされているがそういう事実は全くない」と語気を強めた。西松建設前社長の国沢幹雄容疑者とは「全く面識は無い」と言い切った。(06日 22:04)

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