金子一義国土交通相は6日の閣議後の記者会見で、高速道路の自動料金収受システム(ETC)の車載器を新たに取り付ける人に購入費用を補助する制度を12日から始めると表明した。期間は3月31日まで。補助額は四輪車は1台あたり5250円、二輪車には1台1万5750円となる。
助成制度は高速道路交流推進財団が実施する。利用者は(1)各地の「新規導入助成取扱店」で車載器を買い、車両のデータを車載器に登録する(2)費用から補助額を引いた額を2年以上、2回以上の分割で支払う(3)申込時にアンケートに答える――という条件をすべて満たす必要がある。
国交相はさらに、高速道路の通行料金の引き下げで料金体系が複雑になるため、通行料金や時間、繁忙期の混雑情報などをパソコンや携帯電話で検索できるシステムを準備することも合わせて発表した。
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