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2009/03/06
司法の中立性に疑いを生じさせる政府高官発言 事実確認求める 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参院国会対策委員長は6日午後の定例記者会見で、今後の参議院の国会対応について、記者団に語った。

 簗瀬参院国対委員長はまず、昨日5日から開かれている予算委員会について、10日も衆議院と調整の上で、一般質疑が行われることで合意したと報告。11日以降の動きについては未定であるとした。また、「政治と宗教」を含めた5本柱での集中審議について、精力的に日程を立てていくよう与野党間で協議中であると報告した。

 また、今朝の新聞記事に「西松建設の件で自民党までやることはないと思う」「自民党の方は金額が違うから」など、政府高官の大変気になる発言があったとして、「現在進行中の具体的な事件について、捜査の中身に立ち入った見通しを述べている」として、「政治評論家の発言であれば自由だが、政府高官という立場でこのような発言をするのは問題だ」との見解を述べた。

 その上で、「ある意味では、自民党の方は(捜査を)やるなというサインのようにも見える」として、「私も法曹(弁護士)だから、司法の中立公正を信頼しているが、政府高官がこのような発言をするとなると、司法の中立性に著しい疑いを生じさせることにもなりかねない」と苦言を呈し、この問題を予算委員会で取り上げた上で、事実関係の確認を求めていく意向を明らかにした。

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