岡山放送局

2009年3月6日 20時4分更新

”高速値下げで中四国連携を”

今月末から、高速道路の料金が値下げされることを受けて岡山県は、中国四国の各県と連携して新たな観光ルートの提案を行うなどして観光客の誘致を強化する方針です。

これは6日の県議会の一般質問で石井知事が議員の質問に答えて明らかにしたものです。

国の経済対策の一環として、今月末から、高速道路の料金が、自動で料金を精算するETCを取り付けている自動車を対象に、土曜と日曜、それに休日に限って値下げされる予定です。
これについて石井知事は、「高速道路の料金値下げは交通の結節点である岡山にとって大きなチャンスと考えている」と述べました。

その上で石井知事は、「中国四国の各県で地域をめぐる新たな観光ルートの提案や観光PRを共同で行うなど、官民一体となって観光客の誘致を進めていきたい」と述べ、各県と連携しながら観光客の誘致を強化する方針を示しました。

一方、県議会では、岡山県警察本部の課長補佐が、住宅手当を不正に受け取り、5日、懲戒免職となった問題について警察本部の江原伸一本部長が、改めて陳謝しました。

江原本部長は「法令を順守すべき警察職員にあるまじき行為で県警への県民の信頼を著しく損ねた。県警を代表して深くおわび申し上げます」と述べました。
その上で「再びこのようなことが起きないよう、厳格に事務や人事の管理を行っていきたい」と述べ、再発防止に全力で取り組む考えを示しました。