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21日の定期大会において出された、定額給付金の扱いについての質問に対し鉢呂吉雄代表は「あくまでも反対だが、仮に支給が決定した場合は道民の安全・安心のために活用したい」と述べ、党員・サポーターに寄付を呼びかける考えを表明した。また、趣旨に賛同する道民にも協力を求める方針。
民主党北海道が検討・調整を進めている定額給付金の扱いについての考え方は次の通り。
圧倒的な世論がその導入にNO!を突きつけた定額給付金。
政策的理念がなく、経済的効果も期待できない2兆円に、さらに、825億円というムダな経費を抱えた愚策を、麻生内閣は強行に成立させようとしている。
民主党北海道は、あくまで反対である。
それでもなお強行可決・成立させるというならば、私たちは、より有効な公金活用を提案する。「必要ないなら取りに行かなくて結構。余った分はよそへ回せる」と麻生首相が発言したように、ただ単に受け取りを拒否しては国庫に戻ることとなり、再び国民の手の届かないところにいってしまうからだ。
民主党北海道は、支給される定額給付金を広く道民から募り、社会貢献のための基金を作り上げる。
『官』の発想では埋めることのできない社会の隙間に光を当て、より良い世の中をつくろうと努力を重ねているNPOにその活用を委ね、『民の力』による医療・福祉増進や雇用支援活動、環境保全運動等の社会貢献を応援する。
民主党党員、サポーターのみならず、賛同くださる全ての道民に呼びかける。
その基金の運用は、北海道のNPO法人で唯一基金を持ち、多くのNPO活動への助成を行なっている「NPO法人 北海道NPO越智基金」に運用を委ねる。
寄付の募集にあたっては、開設予定の「(仮称)民主党北海道NPO支援口座」への振り込み、もしくは、「北海道NPO越智基金」の指定する口座への振り込みを案内する。
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