放送予定
   
   
   
3月9日(月)放送予定
広がるか?
  ワークシェアリング
(仮題)
【畠山智之キャスターがお送りいたします。】

深刻な景気低迷の中、雇用維持の手段として注目されているワークシェアリング。大企業でも導入の方針を打ち出すなど、じわじわと広がり始めている。しかし既にワークシェアリングを導入した企業では、大幅な減収で退職者が出るなど、様々な問題が続出している。そうした中、日本にも人生設計に合わせた多様な働き方ができるワークシェアリング(オランダ型)を実現した企業もある。3年以上の議論を積み重ね、日本での壁となっている"同一労働・同一賃金"を実現したのだ。しかし、現実には、一企業の労使だけでは解決できない制度面での課題も残っているのが実情。日本では多様な働き方ができるワークシェアリングを実現できるのか?そのためには何が必要かを考える。
(NO.2710)

スタジオゲスト 樋口 美雄さん
    (慶応大学教授)
 
   
   
3月10日(火)放送予定
“初めての派遣”
〜ソマリア海賊対策・浜田防衛大臣に問う〜
(仮題)
【畠山智之キャスターがお送りいたします。】

3月中旬、浜田防衛大臣はアフリカ・ソマリア沖海上自衛隊を派遣する命令を下す。"海賊対策"という新たな領域に自衛隊は踏み出すことになる。政府は海賊対策のための「新法」を用意し、今国会中の成立を目指すとするが、まずは従来の自衛隊法にある「海上警備行動」での派遣命令となる。なぜ、防衛大臣自らが「応急措置」と語る海上警備行動による派遣なのか? ソマリア沖で自衛隊はどんな活動をするのか? 危険に直面したときにどう対処するのか? この新たな活動は自国の権益保護なのか、自衛隊の新たな国際協力なのか? そして新法はなぜ必要なのか?  VTRでソマリア沖の現状を伝えるリポートや、派遣に向けた自衛隊の訓練や実際の活動のシミュレーション、そして派遣決定に至る政治の議論を提示しつつ、浜田防衛大臣に徹底インタビュー。今回の"初めての派遣"を検証する。
(NO.2711)

中継出演 浜田 靖一さん
    (防衛大臣)
スタジオ出演 曽我 英弘
    (NHK政治部・記者)