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西目屋村で給付金年度内支給は12市町村「全国最速」を目指した西目屋村で5日、定額給付金の支給が始まり、初日だけで3割近い対象者が給付金を受け取った。一方、同村を含む県内の40市町村で、政府の目指す年度内支給が可能としたのは12市町村にとどまった。担当者からは「西目屋村のように早く支給したいが……」と恨み節ももれた。 全国トップの支給を報じようと、支給窓口となった西目屋村の役場には、朝早くから100人近い報道陣が詰めかけた。注目された全国最初の受給者は農業山下好恵さん(78)。確定申告で役場を訪れ、午前9時半からそのまま窓口前で、給付開始時間の正午を待った。正午の時報とともに関和典村長(42)から現金の入ったのし袋を手渡されると、「ありがたい。大事に使いたい」と喜んだ。 村の対象者は537世帯。初日のこの日は、時折、給付を待つ列もでき、143世帯が給付を受けた。 西目屋村が給付対象世帯を確定したのは2月1日。以降、総務省や県とのやり取りの中で、最短で給付できる日を独自に探り続けた。当初、関連法の成立を3月6日と予想し、支給開始日を9日にする方向で準備を進めた。しかし、関連法の成立が4日に早まり、さらに、北海道西興部村が5日に支給することが分かった。「ここまで来たら、全国最速を目指そう」。3日夜、関村長の意向で急きょ前倒しが決まり、5日正午の支給開始にこぎつけた。 「住民の関心も高く、全国最速にこだわった。これだけ注目されて、世界自然遺産・白神山地のある小さな村のPRにもなりました」。関村長はもくろみ通りの「一番」に満足げだった。 しかし一方、5日の読売新聞の調べで、年度内の支給を可能としたのは西目屋村を含め、東北町や八戸市など12市町村。県が調査した2月20日時点の7市町村よりもやや増えたものの、依然として準備作業の遅れが目立っている。 青森市の担当者は「年度内支給はあきらめていないが、厳しい。西目屋村のようにやりたいが、うちは世帯数が多いので……」ともどかしげに話した。 青森市の給付対象は約13万3300世帯。現在、支給に向けて電算システムの整備に追われている。また、外国人やホームレスなどへの支給をどうするのかなど課題も山積しており、支給開始は4月上旬までずれ込みそうな見通しだ。 (2009年3月6日 読売新聞)
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