最終更新: 2009/03/06 14:24

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青森・西目屋村で日本一早く定額給付金が現金で支給される

青森・西目屋村で5日正午、日本一早く定額給付金が現金で支給された。
給付金を受け取った人は「4万円もらいました。じいちゃんの分と」と話し、また、「給付金 予期せぬ支給 ほほ緩む」と一句歌った人もいた。
第2次補正予算関連法が4日に成立し、各自治体には「いつから支給が始まるのか?」など、問い合わせが殺到しているという。
東京23区の場合、葛飾、中野、渋谷、品川、中央、江東の6つの区が、3月中に支給を始めることを決めている。
葛飾区役所では、2008年12月から定額給付金室を設置し、3台の電話で対応しているが、5日は午後3時の段階で、200件以上の問い合わせが来ているという。
葛飾区役所の担当者は「きのうの法案が通るまでは1日20〜30件だったんですけど、法案が通ってからは、10倍くらい200件くらいになっています」と話した。
中野区役所では、給付金支給のため、職員が準備に追われており、5日にはコールセンターが開設された。
電話は現在5台あるが、来週からは10台に増やすという。
給付金の使い道について、街の人は「遊びたいです。ディズニーランドに(行きたい)」、「全部使い切りたい」、「いつ必要になるかわからないので、ためときたいですね」、「貯金に回るほどの金額じゃないもんね。手取りでもらったら、すぐ使うよね」、「使うために配ってくれるんですよね。たぶん遊んじゃうと思います」などと話した。
青森・西目屋村では、日本一早く支給することとなり、5日正午の給付開始を前に、役場には3人が支給されるのを待っていた。
支給を待つ村民は「早くもらいたいなと思って来ました。ありがたいと思っています」と話した。
西目屋村の関 和典村長は「結果的に日本一になりましたけど、間違いのないようにやりたいと思います」と語った。
そして5日正午、給付金の受け渡しが始まった。
もともとは9日に給付予定だった西目屋村は、日本一早く給付するため、急きょ、5日に前倒しした。
関村長は「(5日に繰り上げたのは大変だった?)スタッフを見ていると、そうでもない。みんな楽しみながら、みんなで相談して仕事して、やり遂げる喜びを持っている。わたしも含めて、そういう気持ちです」と語った。
給付金一番乗りの村民の女性は「食事に使います、食べ物に。刺し身とか魚、そういうのに。野菜なんかは作っているけど、足りないものは買って食べます」と話した。
この女性は給付金を持ち帰ると、早速仏壇にお供えした。
女性は「お供えして、『ありがとうございます。徐々に使わせてください』って」と話した。

(03/05 17:43)


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