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2009年3月5日(木) 19:20 |
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瀬戸内海の未来を考えるシンポジウム
岡山市の犬島や香川県の直島など、現代アートを核に新たな地域づくりが進む瀬戸内海と、地中海に面した南イタリアの地域づくりについて考える国際シンポジウムが、3月14日岡山市で開かれます。
南イタリア。 地中海に面したアマルフィは、中世の歴史がそのまま残る町並みで、1997年世界遺産に登録されました。海洋都市アマルフィは、長い空白のあと、歴史研究家らの地域づくり構想などによって7世紀ぶりに復活、いまでは世界各国からの観光客でにぎわうなど、歴史遺産の町として生まれ変わりました。 一方、瀬戸内海では、1988年香川県の直島で始まった、現代アートを核にしたプロジェクトが、世界中から注目を集めています。 また、岡山市の犬島でも、精錬所跡や民家など島全体をアートで再構築していくプロジェクトが進められ、その流れは周辺の島にも拡がっています。 3月14日、岡山市で開かれる国際シンポジウムは、山陽放送と山陽新聞福武教育文化振興財団が開くものです。アマルフィをよみがえらせた南イタリアの歴史研究家を始め、国内外のパネリストにより軌跡の復活をとげた中世の海洋都市アマルフィと、瀬戸内海の未来へ向けた姿を考えます。
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