文科相、森氏の日教組批判に同調 道徳教育阻害と指摘塩谷立文部科学相は21日午前の記者会見で、森喜朗元首相が20日の名古屋市での講演で親殺しや子殺しと戦後の教育を関連付けて日教組を批判したことに対し、「すべてが日教組の影響とは思っていないが、そういうことも一つの原因になったのかな」と述べ、批判に一部同調する見解を示した。 塩谷氏は過去の日教組活動の問題点として「例えば道徳教育を阻害したとか言われている部分はあったのかなと感じていた」と指摘。 その上で「現在は(日教組の)組織率も低下し、昔の活動とはだいぶ変わっているが、個々の地方ではストライキもある。そうした点にはしっかり対応していかなければならない」と述べた。 森元首相は講演で「親を殺す。子どもを殺す。何も罪だと思わないような世の中になったのはなぜか。やはり戦後の日教組教育の大きな過ちだ。過ちを認めていない。それが民主党の支持団体だ」などと批判した。
【共同通信】
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