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GM「事業継続能力に疑念」 年次報告書にリスク明記

 【ニューヨーク=米州総局】米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は5日、米証券取引委員会(SEC)に提出した2008年の年次報告書で自社の経営リスクとして「事業を継続する能力に重大な疑念がある」と明記した。同社の監査法人も同様の意見を表明。膨らむ営業損失や債務超過、キャッシュフロー(現金収支)を生み出す能力の乏しさを理由に挙げた。

 GMは自社の先行きについて「再建計画の実行能力や自動車販売台数の回復にかかっている」と指摘。「(再建計画の実行に)失敗すれば、米連邦破産法の適用申請に追い込まれる可能性がある」とした。(05日 23:04)

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